本セミナーでは、プラスチックの燃焼機構や難燃性試験方法、難燃剤の難燃メカニズムといった基礎から各種難燃剤の配合・処方ノウハウまで、高分子材料における難燃剤の活用方法を徹底解説する。

プラスチックの難燃化メカニズムと難燃剤選定・配合のコツ【WEBセミナー】
国内で購入可能なほぼ全ての難燃剤の特徴や難燃処方例を紹介
難燃剤を知り尽くすための、使いこなすための基礎講座

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セミナー概要
略称
難燃剤【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230801
開催日時
2023年08月03日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 40,150円(税込)
会員: 38,170円(税込)
学生: 40,150円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 40,150円(税込)
会員価格:1名につき 38,170円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
・PDFテキスト(印刷不可・複製不可)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・はじめて難燃剤を取り扱う初級レベルの技術者
・要求される難燃性能に適切な難燃剤を選定する検討を行っている中級レベルの技術者
・新しい難燃システム(難燃剤組成・分子設計)を開発する上級レベルの技術者

【講師より】
初級者を主な対象にしてセミナーを構成しておりますが、中級、上級者にも参考になるような内容にもなっております。
習得できる知識
・プラスチックの燃焼メカニズム
・主要な各難燃剤の難燃メカニズム
・主要な難燃試験法
・国内で購入可能な市販のほぼ全ての難燃剤の特徴、難燃処方例、難燃剤メーカーのお問合せ先
・難燃剤配合処方のスキル
・全難燃剤を詳細に総合的に学ぶことができる為、新しい難燃剤の開発設計のヒントが得られる
趣旨
 本セミナーでは、プラスチックの難燃化に取り組む研究開発担当者や難燃剤の研究開発を手掛ける技術者に向けて、プラスチックの燃焼メカニズムや難燃剤の活用方法について解説する。特に、プログラム3の「市販難燃剤のプラスチックへの難燃化活用事例」の解説に時間を割く予定である。ここでは国内で購入可能なほぼ全ての難燃剤について、その特徴や難燃メカニズム、また活用事例等を紹介する。
プログラム

1.難燃材料が必要とされる背景
 1.1 火災の原因分析、火災の例
 1.2 火災の3要素
 1.3 火災の被害を最小限にするためには、難燃剤の効果
 
2.プラスチックはなぜ燃える?
 2.1 燃えるメカニズム
  2.1.1 ロウソクの例
  2.1.2 プラスチックの例
 2.2 分解ガスの燃焼反応
 
3.プラスチックを燃えにくくするには
 3.1 難燃性試験方法
  3.1.1 UL94V試験
  3.1.2 酸素指数試験
  3.1.3 コーンカロリー試験
 3.2 各難燃剤の難燃メカニズム
  3.2.1 リン系難燃剤(固相リン炭化断熱層形成-難燃効果の例)
  3.2.2 臭素系難燃剤(気相ラジカル補足-難燃効果の例)
  3.2.3 金属水酸化物系難燃剤(固相吸熱-難燃効果の例)
  3.2.4 スルホン酸塩/シリコーン系難燃剤(固相樹脂架橋炭化断熱層形成-難燃効果の例)
 3.3 各難燃剤の特徴まとめ
 3.4 各樹脂への難燃剤適応例と課題
 
4.市販難燃剤のプラスチックへの難燃化活用事例
 4.1 リン酸アミン塩系難燃剤 7社15グレード
  4.1.1 リン酸アミン塩
  4.1.2 リン酸アミン・金属複合塩
 4.2 リン酸アミン塩系複合難燃剤 7社12グレード
 4.3 リン酸エステル系難燃剤 2社10グレード
  4.3.1 エンプラ向けリン酸エステル
  4.3.2 ポリオレフィン向けリン酸エステル
 4.4 その他リン系難燃剤 9社17グレード
  4.4.1 ホスファゼン誘導体
  4.4.2 ホスフィン酸(ホスフィネート)誘導体
  4.4.3 ホスフォン酸(ホスフォネート)誘導体
  4.4.4 赤燐
  4.4.5 その他 有機リン系、リン・窒素系
 4.5 ポリマー型リン系難燃剤 1社3グレード
  4.5.1 ポリホスホネート、ポリホスホネート/カーボネート
 4.6 窒素系難燃剤 7社15グレード
  4.6.1 メラミンシアヌレート、イソシアヌール酸誘導体
  4.6.2 トリアジン/ピペラジン ポリマー型
  4.6.3 NOR型、その他
 4.7 金属水酸化物系難燃剤 9社87グレード
  4.7.1 水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
 4.8 金属酸化物系難燃剤 5社16グレード
  4.8.1 ホウ酸亜鉛
  4.8.2 水酸化スズ酸亜鉛、スズ酸亜鉛
  4.8.3 無機コア材(例タルク)/モリブデン酸塩被覆
 4.9 ナノクレイ系難燃剤 2社7グレード
 4.10 セピオライト系難燃剤 1社(メーカー技術資料なし)
 4.11 シリコーン系、有機スルホン酸塩系難燃剤 4社8グレード
  4.11.1 シリコーン系難燃剤
  4.11.2 有機スルホン酸塩系難燃剤
 4.12 その他難燃剤 2社2グレード
  4.12.1 膨張黒鉛
  4.12.2 リン酸アミドエステル
 
5.各難燃剤の問合せ先

□ 質疑応答 □

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