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★ 現場で即役立つクリーンルームの維持管理とゴミ・異物対策について、基礎からわかりやすく解説します。

クリーンルームにおけるゴミ・異物の見える化と静電気対策【WEBセミナー】
~クリーン化/クリーンルーム管理のあるべき姿へ。ゴミ・異物への対策へ。~

アーカイブ配信付

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セミナー概要
略称
クリーン化【WEBセミナー】
セミナーNo.
st230906
開催日時
2023年09月13日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 40,150円(税込)
会員: 38,170円(税込)
学生: 40,150円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 40,150円(税込)
会員価格:1名につき 38,170円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
特典
■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2023年9月14日(木)~9月20日(水)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
備考
・PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
(1) クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや新人の方
(2) クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方
(3) これから異物対策に携わる管理・監督者の方
(4) ゴミ・異物不良でお困りの方
(5) ゴミ・異物を嫌う、ものづくり環境の構築に取組む方
必要な予備知識
(1) この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。
(2) 初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。
(3) 実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。
(4) 現在抱える、課題・疑問等あれば、事前若しくは、
  当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。
習得できる知識
(1) クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方、方法)
(2) ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理手法
(3) 防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等
(4) ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方
(5) その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)
趣旨
 「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。
 「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。
 5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法、数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
 現場に戻り即役立つ情報・技術・管理手法等を分かりやすく解説致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。
プログラム

1.クリーンルームにおけるゴミ・異物対策の基礎知識 【目安70分】
 1-1 なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。
 1-2 クリーンルームの導入効果とは
 1-3 加速するクリーン化の要求
 1-4 ものづくり環境はどうあるべきなのか。
  (1)良い清浄環境とは?良い製造環境とは?
 1-5 クリーン化関連技術マップの解説
 1-6 クリーンルームの目的とは
 1-7 クリーンルームの活用事例
 1-8 クリーンルームの分類
 1-9 クリーンルームのはじまり~歴史
 1-10 クリーンルームの定義
 1-11 クリーンルーム環境の留意点
 1-12 クリーンルームの方式と特徴
 1-13 2つの清浄化メカニズム
 1-14 HEPA/ULPAフィルターとは
 1-15 エアーフィルターの捕集原理と捕集効率
 1-16 なぜ、クリーン化四原則なのか
 1-17 クリーン度の表し方/クラス比較
 1-18 クリーンルームの日常管理  等

2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理 【目安60分】
 2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう
 2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
 2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義
 2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
 2-5 生産環境における清浄化対象箇所とは
 2-6 清掃はいつやるのが良いのか? :始業時?終業時?昼休み前後?
 2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
 2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え
 2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
 2-10 「見える化機器」の活用法
 2-11 なぜ、見える化が必要なのか
 2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
 2-13 クリーンルームの清掃方法
  (1)清掃作業員の適正化も大切
  (2)清掃方法の分類と方法:日常/定期/特別と言う捉え
  (3)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる 
  (4)清掃の手順はどうするのか。
  (5)清掃資材の汚れ状態も確認しよう
  (6)清掃用具類のあり方
  (7)清掃方法の効果と比較
  (8)静電気による粒子付着に対する清掃POINT
  (9)粘着マットの剥がし方にも注意を!  等

3. 防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策 【目安60分】
 3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
 3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
 3-3 人間の動作と発塵量
 3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
 3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方
 3-6 防塵衣に求められる性能
 3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
 3-8 防塵衣の性能を発揮するには?
 3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
 3-10 動作発塵評価方法と評価事例ご紹介
 3-11 ポンピング発塵データご紹介
 3-12 評価環境と機器類とは
 3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニングとは
 3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
  (1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
  (2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
  (3)粗大粒子と言う捉え
  (4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
  (5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
  (6)粗大粒子による影響が大きい現実
  (7)粗大粒子が原因となった不良事例ご紹介
  (8)JISによる粒子の分類と定義
  (9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違いとは
  (10)気中パーティクルカウンターの特性
  (11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
  (12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)
  (13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
  (14)粗大粒子は見える化出来る!
  (15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
  (16)ISO-14644シリーズ規格
  (17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格
  (18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要  等

4. クリーン化・異物対策における静電気対策 【目安70分】
 4-0 なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
 4-1 電気とは・・・(動電気/静電気)
 4-2 静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良)
 4-3 静電気対策方法:考え方
 4-4 イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。
 4-5 除電のメカニズム
 4-6 イオナイザー使用時の注意点
 4-7 作業環境(湿度)と静電気の発生
 4-8 静電気対策は、費用が掛かる?
 4-9 静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介
 4-10 後戻りしない対策のあり方 :まとめ

  □質疑応答□

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