本セミナーでは、日欧のプラスチック製容器包装廃棄物の規制動向を紹介した後に、それを踏まえて、軟包装のモノマテリアル化やリサイクル手法の開発動向、関連特許動向等について解説する。

軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化と
リサイクル手法の開発動向および関連特許動向【WEBセミナー】
特許情報を交えつつEU法規制、軟包装のモノマテリアル化およびリサイクル手法の開発動向について解説

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セミナー概要
略称
軟包装【WEBセミナー】
セミナーNo.
st231225
開催日時
2023年12月21日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員: 35,750円(税込)
会員: 33,990円(税込)
学生: 35,750円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 35,750円(税込)
会員価格:1名につき 33,990円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※セミナー請求書は代表者のメールアドレスにPDFデータを添付しお送りいたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
軟包装材料の製造、開発及び利用に関わって2年以上の経験を有する方
習得できる知識
・欧州での包装材料のリサイクルの法制化
・軟包装のモノマテリアル化の実例
・軟包装のモノマテリアル化に必要な透明蒸着フィルム
・国内外の軟包装モノマテリアル化関連特許
・軟包装のリサイクル方法
・軟包装の油化によるリサイクルの動向
・ケミカルリサイクル関連特許
趣旨
 地球規模の温暖化、気候変動の主要因は温暖化ガスの排出と言われており、主な温暖化ガスである二酸化炭素の排出を世界的に抑制していかなければならない。そのため、各国は様々な政策実施を迫られている。日本も、2050年の「カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を宣言している。包装材料は内容物を保護し、安全に使用者(消費者)の手に届けるという使命がある。しかし、一旦内容物が使用されると、包装材料はゴミとなってしまう宿命にある。特にプラスチック製包装材料は、海洋汚染、廃棄物輸出禁止等の問題提起を踏まえて、欧州を中心にリサイクルに向けた動きが活発化している。EUでは、プラスチック製包装材料のリサイクル材料使用率を法制化しようとしている。
 軟包装は多種の素材を積層することで機能を発揮しており、マテリアルリサイクルは困難である。そこで、リサイクルし易い設計として、軟包装のモノマテリアル化が提言され、そのための包装材料開発が進められている。モノマテリアル化した軟包装のリサイクルをどのように行うのか。リサイクル手法としては種々あるが、日本ではPETボトル以外のマテリアルリサイクルは僅かであり、サーマルリサイクルが主流である。欧州では、サーマルリサイクルはリサイクルとして認められず、ケミカルリサイクルを含めて軟包装のリサイクル手法の開発が進められている。
 EU法規制、軟包装のモノマテリアル化及びリサイクル手法の開発動向をについて、特許情報を交えて述べる。
プログラム

1. プラスチック製容器包装廃棄物規制動向
 1.1 EUのプラスチック廃棄物の現状
 1.2 日本のプラスチック廃棄物の現状
 1.3 EUのプラスチック環境戦略
 1.4 EUの容器包装廃棄物関連法規規制
 1.5 欧州各国の法規制
 1.6 日本の環境のプラスチック環境戦略と法制化
 1.7 欧州のグローバル企業及び団体の動向

2. 軟包装のモノマテリアル化のガイドラインと実例
 2.1 CEFLEXのガイドライン
 2.2 海外のモノマテリアル化例
 2.3 国内のモノマテリアル化例

3. 軟包装のモノマテリアル化におけるバリア付与
 3.1 透明蒸着
 3.2 EVOH
 3.3 バリアコート

4. モノマテリアル関連特許
 4.1 層構成
 4.2 延伸フィルム
 4.3 蒸着
 4.4 バリアコート

5. プラスチックのリサイクル                                                        
 5.1 リサイクルの定義                                                        
 5.2 国内のプラスチック製容器包装のリサイクル 
 5.3 リサイクルの衛生性                                                      

6. 軟包装リサイクルの開発動向                                                      
 6.1 メカニカルリサイクル                                                       
 6.2 油化                                                        
 6.3 ガス化
 6.4 ケミカルリサイクル関連特許  
 
□ 質疑応答 □

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