代表的なフィルム成形方法である溶融製膜方法および溶液製膜方法について、
 その製膜の原理や設備の内容、技術の特徴や製造での注意点をやさしく解説
機械特性を高めるためのフィルム延伸技術、光学特性を維持するための流延技術等のキー技術も解説
溶融製膜と溶液製膜の違い・比較、延伸、広幅化・高速化・極薄化、、、、

溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際【WEBセミナー】
~PET/TACなどのRtoRフィルム成形と課題/トラブル対策~

セミナー概要
略称
溶融/溶液製膜【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250604
開催日時
2025年06月13日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
ホサナ技研 代表 小川 正太郎 氏
※元富士フイルム(株)
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
PDFデータ(印刷可・編集不可)

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・フィルム製造技術を担当している技術者、研究者
・フィルム成形に関心のある方、学びたい方
習得できる知識
・フィルム成形に関する全般知識
・溶融製膜、溶液製膜に関する基礎/実践知識
趣旨
 工業用プラスチックフィルムは、世界でも巨大な市場を形成しており、幅広い分野で使われ、特に光学フィルムだけでも、数兆円の市場規模があります。このセミナーでは、工業用プラスチックフィルムの製造方法について、基礎から実際まで、 PETおよびTACを中心に、やさしく丁寧に解説します。そして、代表的なフィルム成形方法である、溶融製膜方法および溶液製膜方法について、その製膜の原理や設備の内容、さらに技術の特徴や製造に関する注意点などに加え、キー技術となる機械特性を高めるためのフィルム延伸技術や、光学特性を維持するための流延技術などを、図などを利用してわかりやすく説明します。
プログラム

1.フィルム材料・製品の概要
 1-1 工業用樹脂フィルムの重要ポイント
 1-2 各種フィルム材料
  1-2-1 全般
  1-2-2 主要材料(PE、PET、PP、PVC)
  1-2-3 その他
 1-3 フィルムの用途
  1-3-1 全般
  1-3-2 光学系フィルム

2.フィルム成形技術の概要
 2-1 工程全般
 2-2  重合
 2-3  溶融製膜と溶液製膜の違い・比較
 2-4  延伸
  2-4-1 延伸による特性変化
  2-4-2 延伸の分類・比較
  2-4-3 1軸延伸
  2-4-4 同時2軸
  2-4-5 逐次2軸
  2-4-6 広幅化・高速化・極薄化
 2-5 耳スリット

3.溶融製膜技術
 3-1 全般と特徴
 3-2 重合技術
 3-3 押出技術
  3-3-1 押出機
  3-3-2 スクリュー
  3-3-3 Tダイ
  3-3-4 流動に関する課題
  3-3-5 膜厚制御
  3-3-6 多層押出
  3-4 縦延伸技術
  3-5 横延伸技術
  3-5-1 設備の特徴
  3-5-2 条件設定
 3-6 延伸の作用
  3-6-1 分子配向とひずみ
  3-6-2 ボーイング現象
  3-6-3 特性変化(平滑化、強度など)
 3-7 インラインコート
  3-7-1 目的・用途
  3-7-2 コーティング方式
 3-8 トラブル事例と対策
 3-9 特許から見た技術動向
 補足1:インフレーションフィルム成形
 補足2:PETボトル製造
 補足3:リサイクル技術
 補足4: 多層・積層フィルム
 補足5: その他のフィルム成形法

4.溶液製膜
 4-1 全般と特徴
 4-2 TACフィルムの特徴
 4-3 ドープ工程
 4-4 流延工程と方式
  4-4-1 流延ダイ
  4-4-2 ドラム方式とその特徴
  4-4-3 ドラム方式の課題
  4-4-4 バンド方式とその特徴
  4-4-5 バンド方式の課題
 4-5 その他周辺技術
 4-6 トラブル事例と対策
 4-7 特許から見た技術動向

5.技術まとめ

質疑応答

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