MLCCの材料・製造プロセスから、低コスト・大容量・小型化や高温・高電圧対応などの高信頼性化など、5GやEV用途に向けた要求特性の変化・技術動向までを幅広く解説。
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1.移動通信システムの進化
2.CASEとは
3.自動車用の電子機器の住み分け
4.自動車用コンデンサの要求性能
5.MLCCのサイズの変遷(民生用,車載用)MLCCの温度特性に住み分け(U2J,COG)
6.コンデンサのDC電圧依存性 (Class1 vs Class2 MLCCの温度特性/DC特性/温度上昇)
7.スマートホンに搭載される電子部品の個数,自動車に搭載されるMLCCの個数
8.展望2023/ 2023村田の業績見通し, MLCCの小型化は更に進むか
9.MLCCの世界ランキングと市場、MLCC事情,MLCCの世界ランキングが変わる.
10.MLCCをLCR等価回路で考えると、低ESLコンデンサの利用
11.MLCC材料から見たBaTiO3+希土類+アクセプタ+固溶制御材+焼結助剤の歴史
12.COG,NP0特性のCu内電MLCC,MLCC
13.MLCCの小型化、容量密度の進化、誘電体層薄層化の進化
14.MLCCの進展方向、小型化、大容量、高信頼性、自動車用コンデンサの要求性能
15.Ni-MLCCの製造プロセス、グリーンシートの技術動向
16.高信頼性MLCCに必要なこと、微小粒径、コア・シェル構造の利点
17.BaTiO3の誘電率のサイズ効果
18.小型・大容量化の課題,コアシェル構造の効用
19.薄膜用MLCCに求められる特性、水熱BaTiO3、修酸法BaTiO3
20.微少・均一BaTiO3のためのアナターゼTiO2, アナターゼTiO2の合成法
21.固相反応によるBaTiO3 の反応メカニズム
22.水蒸気固相反応法、水を介してBaTiO3の低温反応、
水で加速する室温固相反応(BaTiO3)Cold sintering は実用化できるか
23.粉砕と分散とは、メデイアのサイズ、メデイアの材質
24.RFプラズマ法による複合ナノ粒子合成
25.X8R規格のMLCC、(Ba,Ca,Sn)TiO3の特性評価、Caの役割、Snの役割
26.X8R規格のMLCCの他の方法、応力印加効果
27.電圧印加で容量が増加するMLCCとは,PZT薄膜のキュリー点が600℃???
歪エンジニアリング、”Strain Engineering”
28.車載用MLCCとは,DCバイアス依存性,CaZrO3, BSLZTが切り札か
29.MLCC用内部電極,MLCCでもう一つ重要な要素,ここから内部電極
30.高積層・高容量MLCCのためのNi内部電極用Ni微粒子、供材
31.2段焼成法のNi内部電極の効果,カバーレッジの向上
32.Ni内部電極の成形メカニズム(膜断面の観察),Ni内部電極の連続性(カバーレッジ)向上のメカニズム
33.Ni電極向上のために(Ni微粒子径、粒度分布、供材添加), 熱プラズマNi微粒子
34.Ni電極への添加効果(Ni-Cr, Ni-Sn), Ni-Sn内電MLCCの特性
35.Ni電極印刷法(グラビア印刷),プラズマ法、微粒子コーテイング法
36.MLCC外部電極(高温対応)
37.MLCCの信頼性 KFM法J-E評価
38.MLCCの信頼性 構造評価、粒内および粒界の総合評価, J-E特性より
39.MLCCの信頼性 酸素欠陥(熱刺激電流,ラマン)評価,(BLSC)(ZrTi)O3の熱刺激電流評価
40.最近のMLCC研究動向
41.まとめ
付記)反応性スパッタ及びMOCVDを用いたBaTiO3及びBa(Zr,Ti)O3薄膜の作製・高周波特性評価
付記)現象論的熱力学を用いたBaTiO3の特性シミユレーション
□質疑応答□