フィルム転写・貼合加飾、NSD、ソフト加飾や二次加飾などの主要加飾技術の概略から、自動車の内外装と加飾、モノマテリアル・易解体・リサイクルなどに関わるような環境対応加飾などの最新動向・トレンドや展望までを解説。

プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望【WEBセミナー】
基礎からトレンドまでを1日速習
自動車内外装、環境対応加飾、機能付加加飾、構造色加飾、3Dプリント加飾 etc.

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
プラスチック加飾技術【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250709
開催日時
2025年07月23日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
MTO技術研究所 所長
桝井 捷平 氏

【ご専門】
プラスチック材料、成形技術

【兼任】
加飾技術研究会 特別顧問

総合化学メーカーで、PP等の汎用プラスチック材料、繊維複合材料ならびにその成形加工技術の研究開発に従事し、ソフト表皮材貼合成形方法(SPモールド)の開発、長繊維複合材料および成形加工技術の開発等を行い、現在は、プラスチックコンサルタントして、プラスチック表面加飾技術、繊維複合材料等を中心とした講演、執筆ならびに顧客様の特定製品開発の支援などを行い、加飾技術研究会の特別顧問として、加飾技術分野の発展に寄与している。
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,040円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
※アーカイブ配信の視聴期間は担当から別途ご案内いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
・すでに加飾に携わっているが、最新状況や今後の展開を知りたい方、およびこれから加飾に携われる方
習得できる知識
・加飾技術の基本から、最新の状況、今後の展開まで
趣旨
 低価格競争から高付加価値競争に移行する中で、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能性付加加飾」へと発展し、また、「環境対応加飾」が注目されている。個別加飾技術の中では、フィルム加飾技術、モールドインカラー等のNSD(Non Skin Decoration)、バイオミメティクスを応用した加飾、オンデマンド加飾等が注目されている。さらに、今後の加飾は、SDGs、パリ協定、自動車におけるCASEなど国際的な目標に即したものに展開していくことが求められている。日本でも自動車の外装へのプラスチック加飾の適用検討が活発化している。
 本講演では、主要加飾技術の概要を説明した後、「塗装代替加飾、自動車の外装への適用検討」、「植物由来材料を用いた加飾、軽量化、リサイクル等の環境対応加飾」、「機能付加加飾、構造色加飾、3Dプリント加飾、3D品への直接インクジェット加飾など高付加価値製品につながる加飾」など今後の加飾技術の展望を具体的に解説し、自動車内外装への展開状況を説明し、その他の用途への展開も紹介する。
プログラム

1.加飾および主要加飾技術の概要
 1.1 加飾の概要
 1.2 主要加飾技術の概要
   ・インモールド・アウトモールドフィルム転写・貼合加飾
   ・特別な表面層を付与しない加飾(NSD)
   ・ソフト表面加飾
   ・ニ次加飾
 1.3 日本、欧米の加飾の最近の動向比較

2.国際社会、自動車メーカーの目標と直近ならびに今後の加飾概要
 2.1 国際社会、自動車メーカーの目標
   ・SDGs、パリ協定、CASEなど
 2.2 国際的な目標に即した直近ならびに今後の加飾概要(一覧表)

3.塗装代替(塗装レス)加飾と自動車の外装などへの展開
 3.1 塗装代替加飾の概要
   ・塗装代替のニーズと候補技術、各工法の比較、検討状況
 3.2 欧米における塗装代替外装例
 3.3 日本における塗装代替外装例
   ・フィルム加飾、MIC適用例
 3.4 IMP検討例
 3.5 その他の塗装レス検討例
   ・インクジェット、ホットスタンプなど

4.その他の環境対応加飾
 4.1 植物由来プラスチックおよび植物由来繊維複合材料利用の加飾
 4.2 軽量化と加飾
 4.3 モノマテリアル、易解体、リサイクル技術・材料を用いた加飾

5.高付加価値製品につながるその他の加飾
 5.1 機能付加加飾
 5.2 バイオミティクスと構造色加飾
   ~自然界に存在する素晴らしい機能をもった動・植物の機能を加飾にも展開~
 5.3 3Dプリント加飾
 5.4 3D曲面への直接インクジェット加飾
 5.5 熱板加熱圧空真空成形による加飾
 5.6 フィルム転写成形加飾
 5.7 混色成形、2層成形、ウエルドレス成形加飾
 5.8 スパッタリング

6.自動車内装への適用と今後の展開
 6.1 今後の自動車の内装イメージ
 6.2 次世代コックピット、次世代ディスプレー
 6.3 最近、今後の自動車内装例
   ①フィルム加飾内装例   
   ②モールドインカラー内装例   
   ③ソフト加飾内装例
   ④織物柄加飾内装例    
   ⑤光、照明加飾内装例      
   ⑥日本の伝統工芸で加飾した内装例
   ⑦インクジェット、レーザー加飾内装例
   ⑧遮熱表皮材
   ⑨IMP 加飾内装部品例   
   ⑩その他の内装部品例

7.塗装代替以外の自動車外装への適用と今後の展開
 7.1 次世代外装イメージ
 7.2 フロントエンドモジュール、フロントパネル、ソーラー発電など
   ①フロントモジュールコンセプト       
   ②フロントパネル代表例
   ③モノマテリアル・ヘッドランプコンセプト  
   ④ソーラー充電ルーフ 他
   ⑤ソフトパネル、着せ替えパネル       
   ⑥その他の部品

8.最近の内外装に特徴のある新車例

9.自動車分野以外の用途への展開状況
 9.1 家具、建材、家電、化粧品など
 9.2 空飛ぶクルマ

10.まとめと今後の展開予想

11.参考資料

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