── 単に“作って売って終わり”では通用しない時代に ──
本セミナーでは、これまで生産側(いわゆる動脈企業)からは見えづらかった、「選別プロセス」に焦点を当て、
廃製品を再生原料へと変え、資源循環を実現していく鍵となる技術として、その本質を丁寧に解説します。
1. リサイクルにおける選別技術高度化の特殊性 -質のリサイクルに向けて-
・選別技術高度化の必要性
・リサイクルにおける選別の特殊性
・未来の高度選別のためのパラダイムシフト
2. 省エネ・低コストにエントロピーの縮小を図る -選別技術の役割-
・リサイクルにおける選別はカオスとの戦い
・タート~ゴール 選別はどこを分担するか?
3. 選別工程の戦略的取組み -試料調整-
・まずは単体分離させる
・粉砕工程は細粒化工程にあらず
・やみくもに微粒子化しない
4. 選別工程の戦略的組み立て -万能な選別機は存在しない-
・選別技術の種類と適応粒子サイズ
・個別選別装置の分類
・集合選別装置の特徴と機能分類
・自社の選別工程を最適化する
5. 選別工程の評価 –からくりを理解する-
・単体分離と選別精度は掛け算的に効く
・選別結果~選別の良否を正しく理解~
・選別工程を組む際の心得
6. 個別対象物の選別高度化 -将来に向けた技術開発の難しさ-
・選別の対象となり得るもの
・将来需要見込みの難しさ
7.15年前の開発経緯を振り返る -選別技術開発の教訓-
・選別技術の革新に向けた模索
8. 情報利用と選別の自動化 -個別技術から総合システムへ-
・情報・計算による選別自動制御の先駆け
・報利用とAI化による無人選別工場の開発
9. 都市鉱山開発の未来地図 -選別技術開発の展望-
・自動・自律制御による選別最適化と低コスト化の両立に向けて
・都市鉱山開発の拠点整備