導電性高分子の基礎と高導電化・高機能化技術および最新技術動向【WEBセミナー】
~PEDOT:PSSおよびPEDOT系の高導電化とそのメカニズム、分子設計手法、新規ドーピング手法~

アーカイブ配信付

セミナー概要
略称
導電性高分子【WEBセミナー】
セミナーNo.
st250903
開催日時
2025年09月03日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
小林技術士事務所 所長 工学博士 小林 征男 氏
[ご経歴] 
 昭和41年大手化学会社入社、中央研究所においてポリオレフィン樹脂、ノルボルネン樹脂、光硬化樹脂の研究・開発に従事後、約10年間にわたり導電性高分子の開発を担当し、電池・コンデンサなどのエレクトロニクス部品の開発業務に従事。その後、総合研究所有機材料研究部長、本社・品質保証部長を歴任。平成12年小林技術士事務所開設。
横浜国大・産学共同研究推進センター・客員教授、東京工芸大学及び神奈川工科大学の非常勤講師を歴任。

[ご専門] 導電性高分子、導電性ポリマーコンポジット
小林技術士事務所HP:http://www5d.biglobe.ne.jp/~hightech/
価格
非会員: 44,000円(税込)
会員: 42,020円(税込)
学生: 44,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 44,000円(税込)
会員価格:1名につき 42,020円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
特典
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[9/4~9/10中]を予定
 ※見逃し配信は原則として編集は行いません
 ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
備考
製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
習得できる知識
・導電性高分子の導電機構
・PEDOT:PSSの高導電化
・PEDOT:PSS以外の導電性高分子の高機能化
・PEDOT:PSSとCNTとの複合化
・導電性高分子の新しいドーピング手法とその特徴
・空気中で安定な高導電n-型導電性高分子
趣旨
 導電性高分子は電解コンデンサ、透明帯電防止および透明導電電極として実用化されています。いずれの用途においても、PEDOT:PSSは有力な材料ですが、より高い電気伝導度が求められています。最近では15,000 S/cmを越える超高導電PEDOT:PSSも報告されています。また、PEDOT系以外の導電性高分子の高導電化に関しても多くの手法が開発され、10^5 S/cmを超えるものも報告されております。セミナー前半では導電性高分子の基礎及びPEDOT:PSSをメインに高導電化の手法とそのメカニズムについて詳細に解説します。後半では、ここ数年の間に新たに開発されたアニオン交換ドーピングなど新しいドーピング手法を中心に最新の技術開発動向を詳細に紹介します。
プログラム

1.導電性高分子の導電機構

2.高移動度導電性高分子の設計
 2.1 分子量および分子量分布の影響
 2.2 結晶性の影響
 2.3 タイ分子の影響

3.PEDOT:PSSの導電機構

4.第3成分添加によるPEDOT:PSSの高導電化
 4.1 極性溶媒添加系
 4.2 界面活性剤添加系
 4.3 プロトン酸添加系 
 4.4 イオン液体添加系

5.延伸・配向処理によるPEDOT:PSSの高導電化

6.超高導電(σ.> 15,000 S/cm)PEDOT:PSS

7.複合化によるPEDOT:PSSの高機能化
 7.1 カーボンナノチューブとの複合化による高導電化と耐熱性向上
 7.2 グラフェンとの複合化による高導電化
 7.3 架橋ポリマーとの複合化による高延伸性付与

8.PEDOT:PSS以外のPEDOT系の高導電化
 8.1 化学重合法
 8.2 気相重合法
 8.3 oCVD法

9.新規なドーピング手法による導電性高分子の高機能化
 9.1 気相ドーピングによる高導電化
 9.2 アニオン交換ドーピングによる高導電化と熱安定性向上
 9.3 カチオン交換ドーピングによる空気中で安定なN-型導電性高分子の合成
 9.4 ダブルドーピングの機構と特徴

10.新規な高機能導電性高分子
 10.1 銅並みの高い電気伝導度を持った導電性高分子
 10.2 空気中での安定性が良好な高導電n-型導電性高分子 

11.まとめ

□質疑応答□

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