立体化学的思考を使った反応設計・生成物予測の能力を身につける!

分子構造が瞬時に浮かぶようになる空間認識トレーニングと
反応性の予測と立体選択性の理解、立体選択的合成の戦略習得

立体障害の活用と反応性制御に向けた
『立体異性体を自在に読み解く・制御する』演習講座【東京開催】

異性体の区別と立体的性質が手に取るようにわかる!演習問題を多数ご用意しました。

セミナー概要
略称
立体異性体【東京開催】
セミナーNo.
st260303
開催日時
2026年03月05日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第3講習室
講師
関西大学 化学生命工学部 准教授 矢野 将文 氏

【専門】有機合成化学・構造有機化学
【経歴】
平成10年 博士(理学)取得(大阪市立大学)
平成11年 日本学術振興会特別研究員(PD)
平成12年 関西大学 工学部 教養化学教室 助手
平成17年 関西大学 工学部 教養化学教室 専任講師
平成22年 関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 准教授
~現在に至る

【受賞歴・著書】
エスペック環境研究奨励賞(2024年8月)
著書:
「有機化学 1000本ノック 【スペクトル解析編】」(化学同人 2022)など
圧倒的な収録問題数(1000題)が特長の「有機化学1000本ノック」シリーズの他
「トコトンやさしい有機化学」(化学同人 2025)
価格
非会員: 55,000円(税込)
会員: 52,250円(税込)
学生: 55,000円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 55,000円(税込)
会員価格:1名につき 52,250円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
製本テキスト(会場でお渡しします)

※昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
講座の内容
習得できる知識
・構造異性体と立体異性体の基本的な違いを、自分で分類できるようになります。
・紙に描かれた構造式を三次元として捉えるための、空間認識のコツが身につきます。
・不斉炭素、エナンチオマー、ジアステレオマーの関係を理解し、R/S の判定が確実にできるようになります。
・シス/トランスや E/Z の区別が迷わずでき、立体配置が性質に与える影響を説明できるようになります。
・立体障害を見抜く力がつき、分子の“かさばり”が反応性にどう影響するか判断できるようになります。
・立体選択的合成の基本戦略を理解し、適切な選択ができるようになります。
・演習を通して、さまざまな立体異性体の関係を自分で見分け、予測できる実践力が養われます。
趣旨
分子を立体で捉える力を身につけることを目指すセミナーです。
紙に描かれた構造式は平面的ですが、実際の分子は三次元の空間で形を変え、相手を選び、化学的性質を大きく左右します。立体を正しく理解することは、反応性の予測や立体選択的合成に必須です。

本講座では、構造異性体・立体異性体の基礎から、不斉炭素、エナンチオマー、ジアステレオマー、シス/トランス、E/Z までを体系的に整理します。分子を立体的に見るための空間認識のコツや、紙の図を三次元でイメージする方法も、演習を交えて体得していただきます。
立体が少し変わるだけで、甘味の違いや毒性の有無が生まれる理由を理解すると、分子の“見え方”が一気に変わります。さらに、立体障害の活かし方、欲しい立体異性体だけを作る・分ける実務的アプローチ(キラルカラムや微生物利用など)にも触れ、立体化学の応用力を高めます。

初心者は立体化学の基本がクリアになり、実務者は立体を使いこなす感覚を磨ける内容です。
プログラム

1.異性体の区別をしよう
 1.1  大事なのは空間認識
 1.2  構造異性体、立体異性体の区別
 1.3  演習 2つの分子が何の関係にあるか理解しよう
 
2.分子を立体的に見るためには
 2.1  三次元の世界にあるものを二次元で表すには?
 2.2  三種類の結合を区別しよう
 2.3  立体的に見えたら、回転させてみよう
 2.4  演 習 紙に書かれた分子を立体に見て、回転させてみよう
 
3.鏡の向こうの世界(エナンチオマー)
 3.1  不斉炭素って何?
 3.2  その分子を鏡に写したら、何が見える?:エナンチオマー
 3.3  ふたつのエナンチオマーをR/S表記法で区別しよう
 3.4  鏡に写しても、分子の性質は同じ?実は大きな違いが
 3.5  演習 エナンチオマー:鏡の向こうの分子が見えるようになろう
 
4.不斉炭素がふたつになったらもっと多彩な世界が(ジアステレオマー)

 4.1  不斉炭素が2つになったらどうなる?
 4.2  エナンチオマーとジアステレオマー
 4.3  甘い糖、甘くない糖。それはほんの少しの違い
 4.4  お米とコピー用紙、構成している分子はほとんど同じ
 4.5  演習 ジアステレオマー:「これとこれは違うものだ」を理解しよう
 
5.二重結合が回らないと何が起こる?(シス-トランス異性体)
 5.1  回る結合、回らない結合
 5.2  どうやって区別しよう?(シスとトランス)
 5.3  シスとトランスが使えない!どうしよう!(EとZ)
 5.4  何かと話題の「トランス脂肪酸」
 5.5  光を当てて二重結合を回転させよう。何に使える?
 5.6 シスとトランス、この違いで化合物の性質は大きく変わる
 5.7  演習 シスとトランス、EとZを区別しよう
 
6.立体障害:それは敵にも味方にもなります
 6.1  置換基には体積がある:原子半径を意識してみよう
 6.2  原子のつながり方で変われば、かさばり方も変わる
 6.3  立体障害を味方につけよう(壊れない分子、溶けやすい分子)
 6.4  演習 分子の体積を意識して、反応の起こりにくさを理解しよう
 
7.立体選択的合成:欲しい立体異性体だけ作りたい
 7.1  立体が違えば、毒にも薬にもなる
 7.2  当たりの分子だけ、どうやって分けよう?(キラルカラム)
 7.3  当たりの分子だけ、微生物に作ってもらう
 7.4  立体選択的合成入門:どうすれば、立体異性体の作り分けができる?
 7.5  演習 どの立体異性体ができるかを予測しよう
 
□質疑応答□

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