初心者にもわかるように粘度の基礎から解説します
業務上、材料の特性を評価する方々に是非受講いただきたい内容です

粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点及び輸送プロセスへの応用【WEBセミナー】
~粘度特性を引き出して正確な粘度測定を行うために~

セミナー概要
略称
粘度【WEBセミナー】
セミナーNo.
st260407
開催日時
2026年04月15日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
千葉大学 名誉教授 工学博士 大坪 泰文 氏
価格
非会員: 39,600円(税込)
会員: 37,840円(税込)
学生: 39,600円(税込)
価格関連備考
定 価 :1名につき 39,600円(税込)
会員価格:1名につき 37,840円 2名の場合 49,500円、3名の場合 74,250円(税込)

※上記会員価格は受講者全員の会員登録が必須となります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※他の割引は併用できません。
※請求書は主催会社より代表者のメールアドレスにご連絡いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

【ライブ配信(Zoom使用)セミナー】
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
講座の内容
受講対象・レベル
主に高分子溶液や微粒子分散系など液体材料を取り扱う技術者が対象になりますが、初心者でもわかるように粘度の基礎から説明しますので、必ずしも材料にこだわる必要はありません。受講に際して特別の予備知識も必要ありませんが、粘度測定と材料評価で困ったという経験があればいっそう理解が進むと思います。
習得できる知識
・技術として材料の個性に焦点を絞って
 粘度特性を引き出すためのノウハウが得られるようになります。
・客観性および再現性の高い粘度測定を行うためのコツがつかめるようになります。
・液体輸送を総合的に理解するための基礎と
 実用プロセスへの応用手法が俯瞰できるようになります。
趣旨
 液体の流動性を表す最も基本的な物理量は粘度です。粘度は、幾何学的条件が明確な流動場において定義された力学的物性値であり、この定義に基づいて測定器が構成されています。しかし、実際の測定を行ったとき、粘度計内で定義が前提とする流動が起こっているとは限りません。粘度計は定義通りの測定ができるように設計されており、装置として問題はないのですが、この観点に注意を払わなければならないのは測定者ということになります。粘度の測定者には、手順通りの測定を行っても信頼性の高いデータが得られないこともあり、誤りがなく測定がなされているかを判断する能力が求められることになります。
 本セミナーでは、工業的実用液体の粘度測定に関する留意点、材料特性を引き出すための測定プログラムの設定、得られたデータの技術的な評価手法について解説します。JISにも粘度計が規定されておりますが、必ずしも定義に基づいた測定法とはなっておりません。技術的には極めて有用であり、実用的には頻繁に活用されておりますが、正確な粘度測定のためにはあらかじめその条件を知っておく必要があります。JISの粘度計を使用する際の測定上の注意点についても解説します。さらに、液体輸送を広く捉え、実際に遭遇する典型的な問題とその対応についても触れます。
プログラム

1.粘度の定義と粘度挙動の現象論
 1.1 せん断流動とせん断速度
 1.2 せん断応力
 1.3 定常流動
 1.4 粘度(粘性率)の定義
 1.5 非ニュートン流動
 (1)流動曲線
 (2)擬塑性流動
 (3)ダイラタント流動
 (4)塑性降伏
 1.6 時間依存性流動
 (1)チクソトロピー
 (2)レオペクシー
 (3)技術用語「チクソ性」と「構造粘性」の解釈

2.回転粘度計の種類とその選択
 2.1 測定原理と幾何学
 (1)二重円筒型回転粘度計
 (2)円錐-平板型回転粘度計
 (3)平行平板型回転粘度計
 2.2 装置の特徴とその選択
 2.3 定常流動条件と粘度測定

3.粘度測定と温度制御 
 3.1 単純液体における粘度の温度依存性
 3.2 円錐-平板型回転粘度計におけるギャップ調整と温度
 3.3 粘性発熱 

4.粘度測定の基本原理に関わる留意点
 4.1 せん断流動場の一様性と試料間隙
 4.2 壁面スリップとその補正

5.装置の特徴と測定精度に関わる留意点
 5.1 試料の量と測定誤差
 5.2 試料間隙の調整と誤差
 5.3 装置の精度と測定条件

6.チクソトロピー挙動の測定と評価
 6.1 チクソトロピー挙動の測定 
 6.2 せん断履歴の消失と平衡流動曲線
 6.3 チクソトロピー回復過程の測定
 6.4 流動曲線と過渡応答

7.降伏挙動の測定と評価
 7.1 粘度曲線と降伏応力
 7.2 静的降伏応力の測定
 7.3 ストレススウィープ法による降伏応力の簡易測定
 7.4 定常流動停止後の降伏挙動

8.工業的実用粘度測定における注意点
 8.1 動粘度とその工学的意味
 8.2 JISに規定されている粘度測定
 (1)細管粘度計による粘度測定方法
 (2)落球粘度計による粘度測定方法
 (3)共軸二重円筒形回転粘度計による粘度測定方法
 (4)単一円筒形回転粘度計(B型粘度計)による粘度測定方法
 (5)円すい-平板形回転粘度計(E型粘度計)による粘度測定方法
 (6)振動粘度計による粘度測定方法

9.円管内の流動
 9.1 ハーゲン-ポアズイユの法則
 9.2 層流と乱流
 9.3 ドラッグリダクション
 9.4 固体内の応力分布とモールの応力円
 9.5 降伏条件
 9.6 降伏応力をもつ流体の管内流動

□質疑応答□ 

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