錠剤製造における主要技術(造粒・打錠・トラブル対策)を詳しく紹介します。
食品グレードの錠剤用添加剤について,サプライヤー技術者が効果的な利用技術を解説する.

食品錠剤化の実務と各種添加剤

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セミナー概要
略称
食品錠剤化
セミナーNo.
td140402
開催日時
2014年04月11日(金) 10:30~17:00
主催
(株)テックデザイン
問い合わせ
Tel:03-5857-4811  E-mail:info@rdsc.co.jp
開催場所
価格
非会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
会員:  30,535円 (本体価格:27,759円)
学生:  30,535円 (本体価格:27,759円)
価格関連備考
(税込/テキスト付)
講座の内容
プログラム
Ⅰ.食品錠剤化の実務 ~造粒・打錠・トラブル対策~ (2.5h)
1.適正な打錠用顆粒の製造法
 ① 食品としての造粒の目的と形態          
 ② 各造粒法で得られた顆粒の錠剤硬度の比較
 ③ 打錠用顆粒としての適切な造粒粒度        
 ④造粒の定義と造粒方法
 ⑤ 攪拌造粒および流動層造粒、それぞれのメカニズムと事例
 ⑥ 直接打錠法および湿式打錠法での賦形剤の選択
2.粉体の圧縮機構および打錠障害とその改善法
 ① 健康食品の形態と形態(剤形)を決める要因     
 ② 医薬品としての錠剤と食品の錠剤との相違
 ③ 高含有量の錠剤をつくるためのポイント     
 ④ 粉体の打錠メカニズム
 ⑤ 打錠で要求される要素と要因     
 ⑥ 打錠障害(キャッピング、スティッキング等)とその改善策
 ⑦ 内部滑沢と外部滑沢法の比較
概要:錠剤化において、重要な製剤技術は造粒、粉体の圧縮等である。本講演では、造粒および打錠、それぞれのプロセスに分けて、各工程における製剤化技術の基礎とトラブル対応に関して解説する。造粒工程では、攪拌造粒および流動層造粒のメカニズムとそれぞれの造粒法における事例。打錠工程では、粉体の圧縮メカニズム、キャッピングおよびスティッキング機構、それぞれの評価法とその改善法について解説する。
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Ⅱ.錠剤製造における結晶セルロース(賦形剤)・α化デンプン(崩壊剤)の役割 (1.5h)
1.結晶セルロース「セオラス」の紹介
 ① 結晶セルロース(MCC)とは       
 ②高機能MCC(食品グレード)の性質、特性など
2.崩壊剤 「SWELSTAR(アルファー化デンプン)」の紹介
 ① アルファー化デンプンの崩壊剤の性質、特性など
3.結晶セルロースのサプリメントへの応用
 ① 高主薬含有錠剤の直打への応用
  ・健食素材(クルクミン、L-カルニチンなど)80%含有処方
 ② 崩壊性改善及び口腔溶解錠(OD錠)への応用
  ・サプリメントOD錠とは
  ・結晶セルロース+糖質+アルファー化デンプン+甘味剤+香料を組合せたOD錠処方
  ・健食素材(グルコサミン、クルクミン、GABAなど)のOD錠処方例
4.まとめ
概要:賦形剤として利用される結晶セルロース,崩壊剤や結合剤としても利用されるアルファー化デンプンの特長や役割を解説する。更に,「崩壊性」・「成形性」及び「服用感」を満たすサプリメント口腔溶解錠(OD錠)の配合処方も提案する。
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Ⅲ.滑沢剤の基礎と利用技術  (1.0h)
1.滑沢剤の種類と特性
2.食品用乳化剤概要(特にショ糖脂肪酸エステルについて)
3.ショ糖脂肪酸エステルの物性と滑沢剤への応用
4.利用技術について
 ① 流動性、展延性改善   
 ② 具体例(食品、健食)
概要:本講では滑沢剤に使用される素材について解説する。特に食品用乳化剤として使用されるショ糖脂肪酸エステル(SE)の,滑沢剤としての利用技術について詳細に説明する.
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