⭐匂いの検査法である「嗅覚官能試験」の基礎や、嗅覚と機器分析を連動させた「匂い物質の機器分析」を解説するとともに,現場のオフフレーバー対策や,匂いを活用した非破壊検査法の事例を紹介します.

におい(匂い/臭い)の官能評価と機器分析【アーカイブ配信】
~農畜水産物/食品の異臭(オフフレーバー)対策と非破壊検査への応用~

こちらは8/5実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます
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セミナー概要
略称
におい分析【アーカイブ配信】
セミナーNo.
250831A
配信開始日
2025年08月06日(水)
配信終了日
2025年08月19日(火)
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
国立大学法人佐賀大学農学部 准教授 博士(農学) 上野 大介 氏

【専門】
におい分析化学,機器分析化学,嗅覚官能試験
【略歴】
愛媛大学大学院修了(博士[農学]取得)後,愛媛大学沿岸環境科学研究センター,瀬戸内海区水産試験場,カナダ環境省,を経て現在に至る.“「匂い」x「農学」で新しい「農」の形を創造”,をミッションとして,「匂い」を活用した新しい「農の形」の創造を目指す.農畜水産/食品系専門の「匂い研究コンサルティング」を展開し,事業所の「匂い/臭いの問題」の解決に向けた技術アドバイザーを務める.原著論文100報以上,におい・かおり環境学会「学術賞」(2021年),日本環境化学会「論文賞」(2019年)室内環境学会「論文賞」(2015年),ほか多数.
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。

※LIVE配信とアーカイブ配信(見逃し配信)両方の視聴を希望される場合
 お一人様につき、追加料金11,000円(税込)にてお申込みいただけます。
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備考
・こちらは8/5(火)実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日までにセミナー資料、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
・セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・食品異臭(オフフレーバー)対策にお困りの品質管理担当者
・におい(匂い/臭い)関連の品質評価担当となった新人技術者
・商品の非破壊検査法に興味のある現場マネージャー
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・食品異臭(オフフレーバー)対策に活かせる
・官能評価と機器分析の基礎を理解し,品質評価業務に活かせる
・におい(匂い/臭い)を利用した非破壊検査法の応用法を把握できる
趣旨
農畜水産/食品分野には「におい(匂い/臭い)」に関連した多様な課題が残されています.当研究室では匂いに着目することで,食品異臭(オフフレーバー)の原因解明や,生産物の匂いを利用した品質の非破壊検査法の開発に取り組んできました.本講義では、匂いの検査法である「嗅覚官能試験」の基礎や、嗅覚と機器分析を連動させた「匂い物質の機器分析」を解説するとともに,現場の食品異臭(オフフレーバー)対策や,匂いを活用した非破壊検査法の事例を紹介します.
プログラム

1    嗅覚のメカニズム
 1.1    臭気、香気とは
 1.2    嗅覚のメカニズム
 1.3    プルースト効果(匂いと記憶)
 1.4    ウエーバー・フィフナーの法則(匂いの強さと濃度)
 1.5    認容性(快・不快)

2    嗅覚の個人差
 2.1    年齢差
 2.2    性差
 2.3    順応,疲労

3    嗅覚の特殊性
 3.1    混合効果
 3.2    拮抗効果
 3.3    オルソネーザルとレトロネーザル

4    嗅覚官能試験による匂いの評価
 4.1    匂い強度(臭気強度)
 4.2    匂い指数(臭気指数)
 4.3    匂いの特徴(フレーバーホイール,QDA)
 4.4    パネルの選定方法  
 4.5    パネルのトレーニング

5    嗅覚官能評価の実習
 5.1    レトロネーザルの実習
 5.2    混合効果の実習(紹介)
 5.3    拮抗効果の実習(紹介)

6    匂い物質の化学分析に利用される分析機器
 6.1    ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)
 6.2    匂い嗅ぎガスクロマトグラフ(GC-O)
 6.3    ガスクロマトグラフ用フラクションコレクター(GC-F)
 6.4    簡易分析装置(匂いセンサーほか)

7    嗅覚官能試験と機器分析の連動による匂い物質の同定手法
 7.1    におい物質同定システム(OASIS)の概要
 7.2    匂い物質に特化した各種データベース
 7.3    食品異臭(オフフレーバ)物質同定の事例

8    匂いを活用したオフフレーバー対策と非破壊検査の事例と応用
 8.1    食品製造業(食品の異臭クレーム対策の事例)
 8.2    水産業(養殖魚の異臭クレーム対策の事例)
 8.3    農産業(作物病害の非破壊検査による早期発見)
 8.4    畜産業(畜産飼料の非破壊検査による品質評価)

キーワード
においセンサー,機器分析,官能評価,嗅覚,臭い分析,匂い分析,講演,セミナー,研修
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