非会員:
50,600円
(本体価格:46,000円)
会員:
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学生:
50,600円
(本体価格:46,000円)
お1人様受講の場合 49,680円(46,000円+税)
1口でお申込の場合 60,480円(56,000円+税)/1口(3名まで受講可能)
目視検査は検査技術の基礎であり、自動車や航空宇宙、エレクトロニクス関連あるいは医薬などさまざまな製造業界で使用されています。しかし、人間が検査することから、検査員によるばらつきに加え、疲労や体調によるばらつきは避けられません。
一方、マシンビジョン装置を使用する自動検査は急速に普及しており、技術面でも大いに進歩しています。ただし、定型的な検査に限定される、想定外の不良には対応できないなどの課題も多く残されています。
目視検査と自動検査は、現時点で基本的に異なる性質を持つため、自動検査を導入したからといって、必ずしも目視検査が不要になるわけでありません。検査プロセスを確立するためには、目視と自動のそれぞれの得手不得手を認識し、いかに運営していくかを考慮する必要があります。
本セミナーでは、検査と品質保証の概要から、目視検査と自動検査の違い、検査結果の効果的活用法、さらには外観検査に使われている機材と利用ノウハウなどについて、その全てを分かりやすく解説します。
1 外観検査と品質保証の概要
1.1 検査・計測と品質管理・品質保証
1.2 品質管理システムとは? ~国際標準
1.3 外観検査とは? ~目的と効果
1.4 外観検査と画像検査の種別と効能
2 目視検査と自動検査の類似点と相違点
2.1 ヒトの色覚・視覚
2.2 照明の技術
2.3 画像処理応用システムの概要
2.4 自動検査と目視検査の役割分担
3 限度見本の作成から運用ノウハウ
3.1 限度見本と評価尺度の設定
3.2 検査員・検査装置の能力判定と校正
3.3 目視検査の曖昧さを低減する環境改善
3.4 検査体制の構築 ~検査結果の活用
3.5 マテリアルハンドリングの重要性
3.6 自動検査機器,関連装置の実例集