確率モデルに基づく確率的画像処理技術入門【WEBセミナー】

～ベイズ統計と確率的グラフィカルモデルを用いた画像処理技術～

確率的画像処理【WEBセミナー】

tr210511

2021年05月25日（火） 11:00～17:00

（株）トリケップス

Tel：03-5857-4811　E-mail：info@rdsc.co.jp　問い合わせフォーム

【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。　

非会員：  53,900円 （本体価格：49,000円）
会員：  53,900円 （本体価格：49,000円）
学生：  53,900円 （本体価格：49,000円）

お1人様受講の場合　53,900円[税込]／1名
1口でお申込の場合　64,900円[税込]／1口（3名まで受講可能）

※4名以上お申し込みの場合は、ご連絡ください。

★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング（http://zoom.us/test）にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

　本講義では確率モデルを用いた画像処理技術について扱います．
画像処理とは画像信号から目的とする情報を抽出する信号処理技術であり，画像認識等のより高度なビジョン技術のための前処理としても用いられます．
　一般に，信号処理ではノイズや信号内の関係性等の「不確かさ」を扱う必要があります．確率モデルを用いた画像処理技術は画像処理を確率・統計学の枠組みで考えるものであり，「不確かさ」を確率という数理的にも自然な形で扱うことができます．しかしながら，確率モデルによる画像処理の性能は使用する確率モデルに強く依存し，問題にあわせてどのように確率モデルを設計するかという問題のモデリング部分が非常に重要になります．
　本講義では，確率的グラフィカルモデルとベイズ統計を用いたモデリング技術を用いた画像処理法について解説します．ノイズ除去や領域分割といった画像処理の基本的問題を題材に，問題に合わせてどのように確率モデルを設計するかというモデリングの考え方や設計された確率モデルからどのように目的の画像処理結果を推定するかについて重点的に解説していきます．重要な部分では実際に Python を用いた実装例についても紹介していく予定です．内容の性質上，数式が多数登場します．
　本講義では多変数の微積分や線形代数といった大学初年度の数学的内容を前提として講義を進めていきます．