説明可能AI(XAI)から人と共に進化・発展するAIへ【WEBセミナー】
~次世代のAI:人との対話を重視するAI~

セミナー概要
略称
説明可能AI【WEBセミナー】
セミナーNo.
tr250706
開催日時
2025年07月17日(木) 10:30~16:30
主催
(株)トリケップス
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
横浜国立大学 総合学術高等研究院 上席特別教授(工学博士
YNU人工知能研究拠点長 / 株式会社マシンインテリジェンスCTO 長尾 智晴 氏

<経歴、等>  
東京工業大学大学院出身.東京工業大学工学部助手・助教授を経て,2001年より横浜国立大学教授.横浜国立大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンス取締役CTO を兼務.
<研究>
知能情報学/進化計算法/機械学習/感性情報処理/知的画像処理/医工連携工学など.
<学会>
情報処理学会,電子情報通信学会,人工知能学会,進化計算学会,IEEE などに所属して各学会で活動中.
価格
非会員: 53,900円(税込)
会員: 53,900円(税込)
学生: 53,900円(税込)
価格関連備考
お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)
備考
★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

★インターネット経由でのライブ中継のため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

★受講中の録音・撮影、スクリーンキャプチャ等は固くお断りいたします。
講座の内容
趣旨
 深層学習は高精度な認識・分類などを実現できる有効な手段ですが,深層回路で行なわれている処理(判断根拠や機序)を人が理解することができないため,説明が求められる場面で使い辛いという課題があります.このため,特にブラックボックス系の機械学習を説明する説明可能AI(XAI:eXplainable AI)が利用され始めています.XAI によって機械の判断や挙動を人が理解できるようになると,過去の事例以外の人の事前知識を機械側に与えたくなります.これによって,人と機械の間で知識を授受する「対話」が生じ,人と機械の知能が共に進化する共進化AI(CAI:Co-evolutonal AI)が生まれました.今後はさらにその傾向が強まり,人がAIを教育し,場合によっては躾けることで人との共生に適した信頼できるAIへと発展させる必要があります.
 本セミナーでは,現在利用されている深層学習を取り巻く課題と,人との対話を中心とした次世代のAIについて,数式は極力使わずに平易に解説します.企業の業務へのAIの導入・活用方法についても触れます.現世代および次世代のAIについてご関心がおありの方々は奮ってご参加下さい.
プログラム

 1 人工知能と機械学習
  1.1 人工知能と機械学習の概要
  1.2 神経回路網と深層学習
  1.3 現在のAIの課題

 2 説明可能AI(XAI)
  2.1 機械学習における説明性
  2.2 深層学習の説明性向上手法
  2.3 XAIの応用事例

 3 人が関わる対話型最適化
  3.1 最適化問題と多目的最適化
  3.2 対話型最適化
  3.3 対話型進化計算

 4 機械学習に対する対話的最適化
  4.1 人と機械の「対話」について
  4.2 入力変数の最適化
  4.3 処理プロセスの最適化
  4.4 人が関わる神経回路網の評価
  4.5 八百万AIの提案

 5 業務へのAI導入について
  5.1 AIの業務利用上の注意点
  5.2 AI人材の効果的な育成方法

 6 まとめと質疑応答
 

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