ホーム > 書籍(技術書籍) > 実用・新リチウムイオン二次電池工学

実用・新リチウムイオン二次電池工学

リチウムイオン二次電池の基礎から応用製品の開発へ
Practical Technology of Lithium ion Rechargeable Cell and Battery 2020

商品概要

略称
リチウムイオン二次電池
商品 No.
bk8063
発刊日
2019年12月03日(火)
ISBN
978-4-904482-68-1
価格
110,000円(本体価格:100,000円)
送料
当社負担(国内)
価格関連備考
本体  100,000円 + 消費税
書籍 + CD(セット)  120,000円 + 消費税
発行
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
著者
菅原秀一/(寄稿:鳩野敦生)
趣旨
 今日、リチウムイオン二次電池は、多くの製品の動力源となり、産業の米といわれるまでに成長している。こうした市場環境のなか、リチウムイオン二次電池の基礎から応用までを電池工学的に詳述する書籍「実用・新リチウムイオン二次電池工学」の発刊を企画した。本書籍は「基礎工学」と「総合技術」の2 編の構成になっており、求める情報内容の異なる読者に対応している。
 「基礎工学編」はリチウムイオン電池に関して、1.電気化学的な基礎 2.充放電における電池特性の把握 3.電池設計と材料選択 などを主な内容としている。「総合技術版」は 4.電池製造 5.工業規格と試験 6.安全性に関する事項 7.全固体電池など今後の技術展開 等々を含んだ構成である。タイトルを「実用・新リチウムイオン二次電池工学」とした理由は、80年以上の実績を持つ、水系電解液蓄電池(二次電池)に対して、1991年にSONY㈱によって創製された、非水電解液電池=リチウムイオン電池は まさに“新”であると共に、更に用途もスマホなどモバイルなどの“小”から、EV用電池のような“大”まで、“新”たな分野を拡大する原動力となっている点にある。
 筆者は1991年のリチウムイオン電池の創生期に材料供給に関わり、これまでリチウムイオン電池の製造や安全性に関する、コンサルタントやセミナーの講演を務めてきた。その中で多くの技術者や関係者の方から、二次電池の基本的な事項の質問を頂くことが多かった。これはリチウムイオン電池の開発が、従来の硫酸鉛蓄電池などの技術者の世代とは異なり、異分野出身の技術スタッフで担われていることが理由であろう。“工学”としたのは、やや大げさかも知れないが、機械工学、電気工学、化学工学(応用化学)・・・ には属さない(はみ出した)“電池工学”が必要ではないかとの認識によるものである。
 化学電池としてのリチウムイオン二次電池は、化学材料(無機、有機、高分子)、電気化学、制御回路と自動車工学などの総合技術であり、工学としてのまとまりは定め難いが、一方で異分野の接点を工学的=定量的にカバーする必要がある。
 著者の力量が及ばない部分は、元SONY㈱の小澤和典氏(工博)からは技術ノウハウにまで及ぶご教示をいただいた。多様なパラメーターを含む特性や挙動は、モデル(模式図)的に整理して示したので、解りやすさを追究する一方で、厳密さに欠ける記述もあることはご容赦願いたい。
 本書が本格的な「蓄電工学」への起点となることを願い、リチウムイオン二次電池の、新たな担い手の方々のお役に立てれば幸いである。
 はからずも、この執筆中の10月10日にリチウムイオン電池に関する、吉野彰氏らのノーベル化学賞受賞の報に接した。1991年のSONY㈱の商品化とその後の発展は、日本の工学技術の成果でもある。多くの関係各位と喜びを分かち合いたい。
 2019年12月                企画・編集:シーエムシー・リサーチ
                       調査・執筆:菅原秀一/(寄稿:鳩野敦生)
書籍・DVDの内容
基礎工学編(第1章~第7章) 
 第1章 概要
 第2章 二次電池の構成(1) デバイス
 第3章 二次電池の構成(2) 部材とシステム
 第4章 二次電池の構造
 第5章 二次電池の基本動作
 第6章 二次電池の実用特性
 第7章 電池設計と材料選択
総合技術編(第8章~第12章)
 第8章 電池製造と関連事項
 第9章 工業規格と試験方法
 第10章 安全性規格と試験方法
 第11章 今後の展開
 第12章 関連資料
文献・資料一覧
索 引

関連するセミナー

関連する書籍・DVD

関連するタグ