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タイム24ビル セミナールーム ⇒ 江東区産業会館 第1会議室

UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法

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セミナー概要
略称
UV硬化解析
セミナーNo.
140832
開催日時
2014年08月29日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。

学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
・real time FT-IRを使用したラジカル系UV硬化型樹脂の反応率の追跡法
・シミュレーションによるUV硬化樹脂の反応率と収縮率の推定
・模擬UV硬化型3Dプリンターで作製された硬化物内の反応率と収縮率の分布
・ロールツーロールUVナノインプリントプロセスにおけるUV硬化樹脂の反応率と離型性の関係
・UV硬化樹脂のモノマー分子量と反応速度定数と架橋分子構造の関係
趣旨
 UV硬化性樹脂の開発に携わったばかりの方から、現場でフォーミュレーションの改良や物性測定をされている方、ジェルネイル、ナノインプリントや3Dプリンターで使われているUV硬化性樹脂に興味をお持ちの方を対象としています。
 UV硬化樹脂は、硬化不良が出れば、照射強度を強くしたり、照射時間を長くしたりすることで、硬化が促進されほとんどの不良は解決されるのですが、わずか数秒間の硬化時間の中にもさまざまな研究要素があります。
 当講演では、FT-IRやDSCを使用した硬化過程の測定法からはじめて、硬化過程のシミュレーションとその応用としてナノインプリントや3Dプリンターについて最近の研究を説明します。できるだけわかりやすく説明します。
プログラム
1.UV硬化過程の測定
  1-1. UV硬化樹脂型樹脂の分類
  1-2. ラジカル系
  1-3. カチオン系
  1-4. アニオン系
  1-5. ラジカル系測定法の分類
  1-6. real time FT-IRとは
  1-7. real time FT-IRの詳細
  1-8. FT-IRの干渉系
  1-9. 干渉系の安定性
  1-10. 試料光学系
  1-11. Lambert-Beer則
  1-12. 高い再現性を実現するための工夫
  1-13. KBrのUV吸収の補正
  1-14. ベースライン補正
  1-15. UV照射のタイミング
  1-16. UV照射前後のスペクトル増減
  1-17. 再現性の検討
  1-18. 照射時間と反応率の関係
  1-19. 照射強度と反応率の関係
 
2.UV硬化過程の解析
 2-1. 暗反応解析の基礎
 2-2. 暗反応解析による重合停止反応速度定数のフィッティング
 2-3. 塊状重合における見かけの反応速度
 2-4. Anseth-Bowmanモデルの説明
 2-5. Anseth-Bowmanモデルを用いた重合速度定数のフィッティング
 2-6. 未反応末端の定量評価

3.UV硬化過程のシミュレーション
  3-1. ラジカル系の反応機構
  3-2. 物質収支式
  3-3. モノマー中の溶存酸素濃度の決定法
  3-4. モノマー中の酸素の拡散係数の決定法
  3-5 その他のパラメータの決定法
  3-6 照射時間と反応率の関係について実験と比較
  3-7 重合と停止反応速度定数の実験との比較
 
4.UV硬化過程のシミュレーションの模擬3Dプリンターへの応用
  4-1. 3Dプリンターの応用
  4-2. 3Dプリンターの分類
  4-3. 3DUVプリンターの詳細
  4-4. 3DUVプリンターの課題(反応率と収縮率の分布)
  4-5. 模擬3DUVプリンターの説明
  4-6. 硬化物内のUV硬化樹脂の反応率分布
  4-7. 硬化物内の収縮率分布
  4-8. 反応率分布に与えるUV照射強度の影響
 
5.ロールツーロールUVナノインプリントの離型性に関するトピック
  5-1. ナノインプリントの応用
  5-2. ロールツーロール方式とバッチ式の比較
  5-3. UV硬化式と熱式
  5-4. UV硬化式の課題(ナノ金型からの離型)
  5-5. ライン速度とUV硬化樹脂の反応率の関係
  5-6. UV強度とUV硬化樹脂の反応率の関係
  5-7. ライン速度とUV硬化樹脂フィルムの表面弾性率の関係
  5-8. UV強度とUV硬化樹脂フィルムの表面弾性率の関係
  5-9. 反応率と表面弾性率の関係
  5-10. UV照射方法と表面弾性率の関係
  5-11. 100 nm以下のナノピラーのR2Rナノインプリントント
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