基礎や評価方法をできるだけ体系的に説明し、泡立ちと消泡にどのように応用すれば良いかを、応用事例を交えて解説!

起泡・消泡のメカニズムと制御技術

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セミナー概要
略称
起泡・消泡
セミナーNo.
141232
開催日時
2014年12月19日(金) 10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付
講座の内容
受講対象・レベル
1.化粧品・医薬品分野における研究開発者・製造担当者
2.食品・工業製品分野における研究開発者・製造担当者
 
習得できる知識
1.気泡発生(起泡力)と泡沫寿命(泡沫安定性)のメカニズム
2.気泡(バブル)と泡沫(フォーム)の姿・形の捉え方
3.泡消し(消泡)のメカニズムと低泡化技術
4.微細乳化と機械力の関係
5.泡・乳化の応用製品と泡制御プロセスへの応用
 
趣旨
 泡は身近な製品や製造プロセスの場で利用されているが、常に外部からの刺激で変化しているため、泡沫の安定化や消泡が望まれる場合、どのような方法が適しているかは、求める泡膜の厚みにより大きく異なります。それは、液体に気体が分散した気泡(バブル)が、浮上し泡沫(フォーム)が形成され、さらに、液膜中の液体が流下することにより薄くなり、崩壊に至るまでには、その安定性を支配する物性因子が異なるためです。
 今回のセミナーではそれらの支配因子の基礎や評価方法をできるだけ体系的に解説し、泡立ちと消泡にどのように応用すれば良いかを、応用事例を交えて解説して参ります。また、現時点でお持ちの疑問点などにも個別に応えて行きたいと考えていますので、お気軽にご相談下さい。
 
プログラム
1.気泡発生(起泡力)と泡沫寿命(泡沫安定性)のメカニズム
  1-1.液膜の安定化因子のキーポイント
  1-2.気体の拡散、バルク液体・表面粘度、Marangoni効果、分離圧の理解
  1-3.気泡発生における動的表面張力の関係
  1-4.液膜の厚みの測定と安定性に及ぼす因子
  1-5.起泡と泡沫安定性の独立した解析

2.気泡(バブル)と泡沫(フォーム)の姿・形の捉え方
  2-1.気泡力と安定性の評価方法(国際規格など)
  2-2.動的・静的評価法の各論(流下法、振とう法、かきまぜ法、回転法、撹拌法、送気法、循環法)
  2-3.気泡と泡沫のキャラクタリゼーション(気泡の寿命、気泡径の分布、泡沫中の液膜変化、単一液膜の変化)

3.泡消し(消泡)のメカニズムと低泡化技術
  3-1.低泡性界面活性剤の設計と利用法
  3-2.曇り点を利用した消泡コントロール
  3-3.シリコーン系消泡剤の特徴と機能
  3-4.液膜の直接観察による、各種消泡剤の破泡メカニズム
  3-5.オイル型、粒子型、コンパウンド型消泡剤の効果の違い
  3-5.表面粗のコントロールによる消泡効果の向上

4.微細乳化と機械力の関係
  4-1.動的表面張力と動的界面張力の違い
  4-2.動的界面張力の低下速度と、乳化粒子の微細化
  4-3.膜乳化、高圧乳化による乳化粒子の微細化

5.泡・乳化の応用製品と泡制御プロセスへの応用
  5-1.回転ドラム式洗濯機の普及と泡コントロール技術
  5-2.キッチン用洗剤の泡立ち向上とすすぎ性のコントロール技術
  5-3.香、化粧品開発における噴射剤乳化と泡立ちコントロール技術
 
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