経験豊富な講師がARフィルムにおける材料化学・表面化学の基礎と分析技術について分かり易く解説する!

反射防止膜への要求特性と表面防汚技術および視認性向上

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セミナー概要
略称
反射防止膜
セミナーNo.
151032
開催日時
2015年10月27日(火) 12:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名様同時申込の場合、2人目無料(2名で49,980円)になります。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
定員
30名  ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き
講座の内容
趣旨
 スマホ/タブレットで注目のFPD表面技術を詳解します。FPDにおいて、表面に貼り付ける反射防止膜や防汚技術は今や欠かせないものとなっています。
 本セミナーでは、まず概論として反射防止膜の構造並びに要求される特性を述べ、さらにその表面に塗布されている防汚膜に関して解説します。具体的には、防汚性を発揮するための材料化学、撥水・撥油性を理解するための表面化学、また分子レベルの表面の解析技術に関して詳細に解説し、その耐久性を付与するための基本技術について説明します。
 また、バイオミメティックスのディスプレイ表面への応用技術やタッチパネルなどの屋外使用を可能にするディスプレイの視認性向上技術について、指紋付着性への影響因子、屈折率マッチング材料、モスアイによるITOパターン非視認化技術の観点から最新の動向を含めて、解説します。
プログラム
1.ARフィルムの概要
  1-1. ARフィルムの特徴とその構造
  1-2. ARフィルムの製造装置
2.ARフィルムへの要求特性
  2-1. ARフィルムへの化学的な要求特性
  2-2. ARフィルムへの物理的な要求特性
  2-3. ARフィルムへの電気的な要求特性
3.表面化学の基礎
  3-1. 界面現象
  3-2. 表面エネルギーの解析
   3-2-1. 表面の物理化学
   3-2-2. Zisman、Fowksの手法
   3-2-3. 具体的な表面エネルギーの算出
  3-3. 表面凹凸の影響
   3-3-1. Wenzelの手法
   3-3-2. Cassie-Baxterの手法
4.AR表面の防汚化技術
  4-1. AR表面の防汚膜
  4-2. 防汚材料
  4-3. 塗布工程
  4-4. 防汚メカニズム
  4-5. 耐指紋特性に及ぼす影響因子
5.バイオミメティックスのディスプレイへの応用
  5-1. 超撥水・撥油技術(はすの葉を応用した防汚技術)
  5-2. 超親水技術(蚊の目を応用した防曇技術)
  5-3. モスアイの応用(蛾の目を応用した無反射技術)
6.タッチパネル視認性向上技術
  6-1. 屈折率マッチング材料
  6-2. ITOパターン非視認化技術
  6-3. 指紋付着性への影響因子
7.表面分析
  7-1. 表面分析の一般
  7-2. FTIR
  7-3. X線光電子分光(XPS)
  7-4. Auger分光
【質疑応答・名刺交換】
キーワード
AR,反射防止,フィルム、光学フィルム、ディスプレイ、FPD、レンズ、太陽電池、研修、講座
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