個別の評価法の実践面を学ぶだけではなく、全体のR&Dテーマの評価体系を考える場合に役立つ知識を習得できます!

研究開発テーマ評価の基礎知識
~代表的評価法と全体体系を学ぶ~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
研究開発テーマ評価
セミナーNo.
170101
開催日時
2017年01月25日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
研究開発企画および研究開発に実際に携わっている以下を含めた方々を対象とします。
 ・研究開発企画・技術企画に配属になったので、研究開発テーマ評価の基礎を学びたい方
 ・現状の研究開発テーマの評価法の改善に取り組むにあたり、その基礎を学びたい方
 ・現状の研究開発テーマの評価法に問題を感じている方
 
趣旨
 R&D活動は言うまでもなく、今後の自社の収益を生み出す原動力です。したがって、R&D活動の対象を決定するR&Dテーマ評価は、企業にとって死命を制するといっても過言でありません。しかし、多くの企業においてR&Dテーマの選択は、実施する側の研究者の熱意や評価する上司の属人的な思いや価値観で決められていることは多いものです。もちろんこれら要素はR&Dテーマを評価するに当り必要なものであり、否定するものではありません。しかし、新興国企業の台頭といった新しい市場環境下においては、従来の経験だけに基づく評価は危険です。そこには正しい評価の仕組みが必要です。
 本セミナーにおいては、最初に代表的なR&Dテーマの評価法(複数)について演習を含め、学んでいただきます。この中には、欧米では一般的に利用されているディスカウント・キャッシュフロー法を含みます。後半ではこれらのR&Dテーマ評価方法をどう全体のR&D評価体系の中に組み込んでいくかを、それぞれの評価法の特徴とメリット・デメリットを踏まえた上で議論をしていきます。
 したがって、本セミナーは個別の評価法の実践面を学ぶだけではなく、今後皆様の企業に帰り全体のR&Dテーマの評価体系を考える場合に役立つ知識を習得していただきます。
 
プログラム
1.研究開発テーマ・マネジメントを取り巻く環境
 (1) 21世紀の日本企業が置かれている現実
 (2)日本企業が行く道
  ・革新的なテーマの創出の必要性と不確実性
 (3)日本企業の研究開発マネジメントの現状
 (4)研究開発テーマ・マネジメントの重要性の増大

2.研究開発テーマ・マネジメントの見極めのマネジメントの問題例
 (1)評価者の属人的な評価尺度
 (2)研究者の熱意の過度の重視
 (3)不確実性を軽視した評価 など

3. 様々な研究開発テーマ評価法:具体的内容と特徴・メリットとデメリット
 <非財務法>
 (1)直感法
 (2)対話法
 (3)スコア法
  ・BMO法
  ・リスク-リターン法
  ・STAR法
  ・演習1:スコア法演習
 <財務法>
 (4)ディスカウント・キャッシュフロー法
  ・NPV(正味現在価値)法
  ・IRR(内部収益率)法
  ・演習1~5
  ・ディスカウント・キャッシュフロー法を使う上での注意点
 (5)回収期間法
 (6)ECV(期待経済価値)法
  ・演習6

4.良い研究開発テーマ評価システムの要件
 (1)個別の研究開発テーマ評価法の限界
 (2)研究開発テーマ評価の基本フレームワーク
 (3)良いR&Dテーマ評価システムの要件
  ・不確実性・複雑性に対処しながらも分かり易い評価体系
  ・評価者・担当者の間で納得感・信頼感がある
  ・事業・製品で成功するための重要なポイントをきっちりおさえている
  ・革新的なテーマを正しく判断し意思決定ができる

5. 全体評価体系としてのステージゲート法
 (1)ステージゲート法とは?
 (2)ステージゲート法の工夫
 (3)ゲートの役割と評価項目
  ・ゲートの役割
  ・ゲートの評価項目の全体像
  ・上の3で学んだ個別評価法との関係(様々な評価法の「いいとこどり」をする)
  ・効果的・効率的な意思決定の方法

6.最後に

*:演習付き(但し、スマートフォン・携帯電話の電卓機能で十分です。)

【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
研究開発,R&D,テーマ,評価,判断,基準,財務,見極め,不確実性,講座,研修,セミナー
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連するタグ
フリーワード検索