2017年04月18日(火)
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・スマートフォン、車載を含む各種用途でのFPC技術動向
FPCは、いわゆる“柔軟な配線板”の総称である。日本では、1969年に日本メクトロン(株)が、米国FPCメーカーの基本技術供与よりFPC専業メーカーとして開発・製造を開始したのが最初である。その後FPCは、1970年代より、日本で本格的に小型民生電子機器用途に適用され、その市場はアナログからデジタルの変化期に急成長を遂げた。現在に至るまでFPCは、あらゆる小型電子機器に応用されており、更にその技術進化を続けている。
これらのFPCの継続的ニーズの源は、FPCが柔軟なプラスティックフィルムと金属箔(銅箔が多い)で構成されているために「静的曲げ(折り紙機能)」と「動的曲げ(摺動機能)」の2つの機能を併せ持つためにある。また、小型電子機器の「軽薄短小化」要求にマッチングしているためでもある。
しかしながら、最近のスマートフォンの凄まじい進化(種々の小型電子機器を取り込むデバイスに変化)により、FPCには「高速化」、「薄型化」、「高精細化」のニーズに対応する新材料・新プロセスの開発が重要になっている。
同様に、車載用途では「コネクト化」、「インフォテイメント対応」、「ADAS対応」などの電子化へのFPC応用開発も進んでいる。
更に、ウェアラブルやヘルスケアなどの新市場の開発・拡大により、FPCは、単なる“曲げや柔軟性”機能を持つ配線板としてのみでなく、“伸縮モード”を発現できる必要がでている。所謂「ストレッチャブルFPC」の開発である。IoT/M2M関連では、FPCセンサ開発が必要になってきた。本セミナーでは、これらのFPC応用市場における最新技術動向を紹介する。
1.日本メクトロン(メクテック)会社紹介
2.FPC全体市場動向
2-1.2015年基板トップ10メーカー
2-2.FPCグローバル市場推移(2010年~2020年)
2-3.日本FPCメーカーの生産動向(海外生産依存度)
2-4.FPC用途市場推移
3.スマートフォン市場動向とFPC技術動向
3-1.スマートフォンの高機能化動向
3-2.スマートフォンディスプレイ、タッチセンサ動向とFPC技術
・有機ELディスプレイ、マイクロLEDへの進化とFPC技術
3-3.高速化対応FPC(LCP-FPC、高速PI)
3-4.スマートフォン薄型化対応FPC技術
4.車載用途市場動向とFPC技術動向
4-1.車載市場動向
4-2.車載用電子基板の動向
4-3.FPC採用カテゴリー
・HMI、インフォテイメント、スィッチ、センサー、パワートレイン用途別FPC
5.ウェアラブル・IoT/M2M市場動向とFPC技術動向
5-1.ウェアラブル市場動向
5-2.伸縮FPC技術(ウェアラブル・ヘルスケア)
5-3.IoT/M2M市場動向
5-4.FPCセンサー技術(センサ内蔵FPC)
5-5.生分解FPC技術
6.まとめ
高速化,薄型化,高精細化,コネクト化,ADAS,ストレッチャブル,研修,講習会,セミナー