ホーム > セミナー > シランカップリング剤の基礎および効果的な使い方と反応状態の分析法

これからシランカップリング剤を使い始める方、実際に製品の製造や開発にたずさわっている方、基礎・応用事例・分析方法まで幅広く解説します!

シランカップリング剤の基礎および効果的な使い方と反応状態の分析法

~反応過程、界面層形成、作用機構、粉体処理、樹脂改質、被処理材表面の状態評価など~

セミナー概要

略称
シランカップリング剤
セミナーNo.
開催日時
2018年09月28日(金)10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区文化センター 3F 第3研修室
講師
【第1部】
 宇都宮大学大学院 工学研究科 物質環境化学専攻 准教授 博士(工学) 佐藤 正秀 氏
《ご専門》
 化学工学,粉体/固体の化学的表面改質.ナノ粒子合成とその応用
《学協会》
 化学工学会,日本化学会,粉体工学会,アメリカ化学会

【第2部】
 信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第1部 開発室 山田 哲郎 氏
《ご専門》
 シランカップリング剤

【第3部】
 株式会社 KRI エネルギー材料研究部 材料解析技術リーダー 上級研究員 中本 順子 氏
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学校関係者: 10,800円(税込)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食、資料付

講座の内容

受講対象・レベル
【第1部】
・(業種) 一般化学材料系,電気電子分野,自動車,機械装置プラントなど
・(職種) 研究系,設計系の新人、若手(2~3年)~中級者(10年程度)の方

【第2部】
・シランカップリング剤を使用中の方、これから検討予定の方

【第3部】
・シランカップリング剤を使用する製品の製造や開発にたずさわっている方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
・高校卒業―大学理系2年生程度の化学に関する知識
習得できる知識
【第1部】
・シランカップリング剤に関する基礎的事項が理解できる。
・シランカップリング剤の反応性に影響を与える因子の理解とその制御の基礎について理解できる。

【第2部】
・シランカップリング剤の反応性、基礎的な使いこなしを習得できる。

【第3部】
・シランカップリング剤の処理状態を分析する方法についての知識が得られる。
・シランカップリング剤の効果を最大にするため、処理条件の適正化に活用できる。
プログラム

第1部 シランカップリング剤の基礎と反応メカニズム

10:30~12:00

《趣旨》
 シランカップリング剤は従来から無機・有機材料界面でのぬれ、接着性、相容性向上のために広く使われており、さらに近年ではナノスケールで均一化された無機・有機コンポジット/ハイブリッド系材料開発に不可欠なものとなっています。本講では、シランカップリング剤の加水分解から重縮合にいたる反応性に影響するさまざまな因子、シランカップリング剤の反応メカニズムや、実用上重要となる各種無機・有機界面との界面層形成について概説します。​

1.シランカップリング剤の反応過程
   
1-1 シランカップリング剤の反応 
 1-2 加水分解反応 
 1-3 重縮合反応

2.シランカップリング剤の反応に影響する諸因子 
 2-1加水分解・重縮合反応に及ぼすpHの影響
 2-2 反応前処理、溶媒、濃度、反応環境(気相・液相)の影響 

3.シランカップリング剤の界面層形成 
 3-1 酸化物無機材料への界面形成
 3-2 金属無機材料へのメルカプト基を介する界面形成 
 3-3 有機材料への界面形成(メルカプト基、エポキシ基、アミノ基)
 3-4 ナノスケールで見る「理想的」界面層と「実際の」界面層 

 【質疑応答・名刺交換】
 


第2部 シランカップリング剤の反応メカニズムと使用方法

12:45~14:15

《趣旨》
​ シランカップリング剤は無機材料および有機材料と化学結合する反応基を併せ持つため、有機/無機複合材料の性能向上目的で様々な用途に使用されている。シランカップリング剤を有機材料や無機材料に添加・処理することにより、有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、表面改質といった効果が期待できる。特にシランカップリング剤の有機反応性基は、多種多様な有機樹脂へ対応が出来るよう、汎用グレードのものだけでも様々な反応性基のラインナップを有している。シランカップリング剤の使用方法としては、①事前に加水分解水溶液を調製して無機材料を前処理する方法と、②有機材料へ内部添加する方法に大別される。本講演では、これらの使用方法に関するシランカップリング剤の基本的な使いこなしについて説明する。その他、汎用グレードのシランカップリング剤では性能発現が成し得ない需要に応じるべく、当社で新規に開発したシランカップリング剤を、応用事例を含めて紹介予定である。

1.シランカップリング剤とは
 1-1 シランカップリング剤の構造
 1-2 シランカップリング剤の作用機構
 1-3 シランカップリング剤の応用事例

2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし
 2-1 加水分解速度
 2-2 水溶液中のシロキサン組成

3.シランカップリング剤による粉体処理

4.シランカップリング剤による樹脂改質

5.各種シランカップリング剤の使用例

6.最新のシランカップリング剤のご紹介


 【質疑応答・名刺交換】
 


第3部 シランカップリング剤の反応状態の分析法

14:30~16:00

《趣旨》
 シランカップリング剤の効果を最大とするためには、分析により反応状態や付着量を把握することが重要です。付着量は少なすぎても、多すぎても好ましくありません。また、添加したシランカップリング剤がすべて被処理材表面と反応し、有効に働いているとは限りません。このため、加水分解が十分に進行しているか、自己縮合反応物が多く生成していないか、といった情報は、反応条件の適正化のための指針として有用な情報になります。本セミナーでは、シランカップリング剤の反応状態の分析に適用される分析方法について解説します。汎用的な分析装置に絞り、分析装置の特徴(原理、長所、短所)を説明するとともに、実際の分析例を紹介します。尚、シランカップリング剤の付着量を増やすためには、被処理材の表面の状態制御も重要です。このため、コンディショニングの例や被処理表面のシラノール基の定量方法についても紹介します。

1.シランカップリング剤の反応状態および固体表面との結合状態の分析方法
 
1-1 GCによる評価例
 1-2 赤外・近赤外分光法による評価例
 1-3 Ramanによる評価例 
 1-4 NMRによる評価例
 1-5 TG/DTAによる評価例
   1-6 TG/DTA-MSによる評価例
 1-7 XPSによる評価例
 1-8 化学分解法による評価例
 1-9 蛍光顕微鏡による評価例

2.被処理材表面の状態評価
 
2-1 コンディショニングについて
 2-2 シラノール基の定量方法


 【質疑応答・名刺交換】
 

キーワード
シランカップリング剤,基礎,使い方,反応,状態,分析,セミナー,講習,研修

関連するセミナー

関連する書籍・DVD

関連するタグ