化学装置、特に乱流場での移動現象や反応を目的とした化学装置の理論的スケールアップ手法をわかりやすく解説します!

理論的背景が明確な撹拌槽のスケールアップ手法

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セミナー概要
略称
撹拌
セミナーNo.
190122
開催日時
2019年01月30日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無
料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
企業の若手技術者や新人の方、大学の若手研究者の方。
必要な予備知識
深い予備知識は必要ありませんが、化学工学とくに単位操作の基礎的知見くらいは知っていていただくと助かりますが、まったく予備知識のない方も理解できるように解説致します。
習得できる知識
化学装置、特に乱流場での移動現象や反応を目的とした化学装置の理論的スケールアップ手法が習得できます。また、身の周りに生じる種々の確率現象に対する新たな一貫した視点を身に着けることができます。
趣旨
 化学工学の守備範囲は極めて広く、方法論の学問であるとされてきた。しかし化学工学はそれぞれ対象とする現象/操作ごとに別々の方法を開発し利用してきた学問と言わざるえず、化学工学は一貫した考え方に基づく方法論の学問ではなかったと判断せざるを得ない。混合操作と分離操作とは互いに表裏の関係にある操作でありながらそれぞれ全く別の視点から議論されてきた。化学工学が方法論の学問であるといいきるには、少なくともこれらの表裏の関係にある操作が共通の視点で捉えられることが不可欠である。化学工学にとって異分野の眼鏡である「情報エントロピー」をかけることにより、混合操作と分離操作を同じ視点で議論することができる。この「情報エントロピー」の視点をさらに展開することにより乱流場の構造についての新たな知見を得ることができ、理論的背景が明確な撹拌槽のスケールアップ手法も確立することができる。
プログラム

0.はじめに

1.情報エントロピー

 1.1はじめに
 1.2情報
 1.3情報量
 1.4結果が知らされる以前に持っている平均の情報量
 1.5連続変化量に対する情報エントロピー
  補遺 サイコロ
 1.6情報エントロピーが最大値をとる確率密度分布関数
 1.7人間の数量に対する感覚と情報エントロピー

2.混合操作
 2.1はじめに
 2.2混合特性の評価指標
 2.3過渡応答法に基づく混合特性の評価法
(1)流通系混合装置
(2)回分系混合装置
 2.4槽内の物質の槽内各領域移動に基づく混合特性の評価法
 2.5多成分を対象とする混合特性の評価法
  補遺 通気撹拌槽
  補遺 気泡塔
  補遺 円管
  補遺 晶析装置
  補遺 指標間の関係

3.乱流現象
 3.1はじめに
 3.2速度変動の確率密度分布関数
 3.3エネルギースペクトル確率密度分布関数
 3.4撹拌槽のスケールアップ則
  補遺 円管

4.情報エントロピーの利用
 4.1粒子径分布
  補遺 液―液撹拌
  補遺 通気撹拌
  補遺 晶析装置
  補遺 ボールミル
 4.1安心と不安
 (1)期待度・不安度曲線
  補遺 期待度・不安度曲線の妥当性(1)
 (2)意思決定
  補遺 期待度・不安度曲線の妥当性(2)
  補遺 階級分け
  補遺 安全率
  補遺 黄金律
  補遺 目指すな求めるなパーフェクト混合
  補遺 なぜ60点が合格点

5.おわりに

キーワード
撹拌,スケールアップ,混合,セミナー,講習会
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