PC実習付

MTシステム(判別のためのMT法と予測のためのT法)の原理の理解と実践につなげるための知識の修得

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セミナー概要
略称
MTシステム
セミナーNo.
190532
開催日時
2019年05月24日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
特典
セミナーテキストとは別に『試して極める!品質工学 MTシステム解析法入門』をお渡しいたします。セミナーテキストは1名につき1冊配布いたしますが、当書籍は1口につき1冊の配布となります。

講師が開発したMTシステムの4つの手法を実行できるExcel VBAと
統計学の理解を支援するツールなどの教材を収録したDVDを配布します。

定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
ノートPC (なくても受講は可能です)
当日演習などで使用するファイル群については、事前に配布予定です。
USBメモリー、SDカードリーダー、外付け光学ドライブなどを
持参いたしますので、お持ちいただくPCに光学ドライブは不要です。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
1.強力な判別技術であるMT法の原理となる考え方、および、実務で活用するための知識など
2.予測のためのT法の原理と関連する品質工学のSN比の考え方、および、実務で活用するときの注意点など
3.MT法、T法の原理を理解するうえで不可欠となる統計学の基礎知識
4.すぐに実務で活用できる講師がExcel VBAで制作したMT法、T法の実行ツールの使い道と使い方の知識
5.講師が考案したMT法で解析した結果の可視化技術
6.講師が考案したT法における質的変数(言語データ)の数量化データの最適化方法
趣旨
 MTシステムはモノゴトの特徴や状態を判別・予測・認識するために、品質工学の世界から提案された汎用技術です。判別のための『MT法』はビッグデータの解析やIoT技術を実現するために有効な機械学習の一手法ととらえることができ、イプシロンロケットの自律管制制御技術として採用されています。
[web]
ロケットに実装された多数のセンサーやアクチュエーターから集まった情報(ビッグデータ)をもとに、ロケットの状態・状況を正しく判断できるのがMT法です。また、MT法の活用事例を講師がYouTubeにアップしていますのでご覧ください。
[YouTube] ← 音響信号の異常を検知する事例です
[YouTube] ← 缶詰の中身を判別する事例です
[YouTube]← 声の音質とキーワードによる個人認証技術です

 また、MTシステムのファミリーには多数の項目の情報から、別の“ある特性値”を予測する『T法』も確立しています。こちらもビッグデータの活用やIoT への展開が非常に期待されている汎用技術です。
本講習では、MT法とT法の考え方や原理から、実際での活用事例、そして、ビッグデータやIoTとのかかわりの解説だけでなく、講師がExcel VBAで制作した解析ツールを実際に使っていただき、その効果を体験していただくことを目的としています。あわせて、MTシステムの原理やこれを正しく使うために必要となる統計学の基礎知識もシミュレーションツールなどを使い、わかりやすく解説いたします。
プログラム
1.MTシステムの概要
 1-1 幸福な家庭と不幸な家庭(アンナ・カレーニナより)
 1-2 2次元平面でのマハラノビス距離とは
 1-3 多次元空間でのマハラノビス距離
 1-4 モーターの品質評価への活用事例
 1-5 ビッグデータやIoTとのかかわり

2.MTシステムを理解するための統計学の基礎知識
 2-1 統計学の意味
 2-2 基本統計量(平均、偏差平方和、分散、標準偏差 そしてデータ数)
 2-3 正規分布とカイ2乗分布
 2-4 統計学上の事実(分散の加法性と中心極限定理)

3.MT法の実際
 3-1 2011年夏の節電活動をMT法で評価すると
 3-2 ツールを使ってみる(使い道と使い方)
 3-3 等確率楕円の相関図
 3-4 多変量の情報を認識しやすいように可視化する(チャーノフの顔グラフ)

4.T法の実際
 4-1 T法の原理
 4-2 SN比の思想と考え方、そして、その特徴
 4-3 T法 計算式が意味することとは?
 4-4 夏の電力需要を予測してみよう(ツールの使い方)
 4-5 質的変数(言語データ)を最適な数値に変換する方法

5.質疑応答
キーワード
品質工学,統計学,マハラノビス,
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