ゴム・金属の加硫接着技術の基礎と表面処理技術

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セミナー概要
略称
加硫接着
セミナーNo.
190854
開催日時
2019年08月22日(木) 10:15~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区文化センター 3F 第2研修室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
<第1講>
 1.ゴムの種類と接着
 2.金属、プラスチックの表面処理と接着
 3.接着剤の使い方、用途別選定
 4.VOC対策
 5.最近の技術
 6.接着メカニズム

<第2講>
 1 .被着体としての、金属の表面処理技術
 2 .加硫ゴムの表面処理技術と異種材料との接着
 3 .ゴム/熱可塑性樹脂の接着技術 他

プログラム
第1講 ゴム/金属の加硫接着技術の基礎と最新動向
(10:15~12:45)
<趣旨>
 接着剤の観点から、ゴムの化学組成別に利点、欠点を説明します。
 接着剤の選定方法を用途別に説明します。さらにVOC対策、接着現場の改善、コスト削減方法、新加工法の提案など説明します。
<プログラム>
1.各種合成ゴムの種類と特性
 1-1.天然ゴム、SBR、BR、IIRなど汎用ゴム
 1-2.NBR、ヒドリンゴム、ACM、CSMなど耐油ゴム
 1-3.フッ素ゴム、シリコンンゴム、パーフロエラストマー、耐熱ゴム
 1-4.ウレタンゴムなど高強度ゴム
2.表面処理の技術
 2-1.金属(鉄系)
 2-2.非鉄金属
 2-3.プラスチック
3.加硫接着剤の種類と特徴
 3-1.汎用接着剤
 3-2.耐熱接着剤
 3-3.高強度接着剤
4.加硫メカニズム
5.接着不良における対策と原因
6.接着塗装と安全対策
7.接着塗装の塗着効率への改善
8.最新動向の加硫接着技術

 8-1.接着フィルムの技術動向と今後の課題
 8-2.PV接着剤の特長 

【質疑応答】

第2講 ゴム間接接着における表面処理技術
(13:30~16:00)
<趣旨>
 ゴムと異種材料、特に工業的に広く展開されているゴムと金属の加硫接着技術は、直接接着法と間接接着法に便宜的に分類される。天然ゴム及び各種合成ゴムに対応する各種加硫接着剤の開発により、間接接着法は広く世の中に展開されている。本講座では間接接着法について取りあげるが、加硫接着剤の選定並びにそれを適用しての生産技術等の解説は他に譲り、次述の3点に絞り解説する。
1)被着体としての金属の表面処理技術の重要性並びにその生産技術等。
2)加硫ゴムの接着技術に関し、その難接着表面を易接着表面へ転換する加硫ゴム表面処理技術と、その具体的処理方法。
3)ゴム/熱可塑性樹脂接着技術の分類、及びそれらの生産技術。 近年、接着体の軽量化、製造原価低減等を目的に、被着体としての金属は熱可塑性樹脂に置換される場合も多く、信頼性の高い接着技術開発は必須。
<プログラム>
1.序論

 1-1.ゴム製品と接着技術
 1-2.ゴム/金属加硫接着技術の分類
2.被着体としての、金属の表面処理技術
 2-1.ゴム製品の高耐久化要求
 2-2.ゴム/金属加硫接着体の劣化
 2-3.ブラスト処理技術
 2-4.リン酸塩化成処理技術
    化成処理技術の用途、ゴム接着下地処理への展開、工程設計と現場管理
    非鉄金属の化成処理、環境技術開発 他
3.加硫ゴムの表面処理技術
 3-1.ゴム加硫接着法の長所・短所
 3-2.加硫ゴムの接着
 3-3.加硫ゴムの表面処理法
    塩素化法、UV法、他
4.ゴム/熱可塑性樹脂の接着技術
 4-1.未加硫ゴム/樹脂の加硫接着(直接接着)
 4-2.未加硫ゴム/樹脂の加硫接着(間接接着)
 4-3.樹脂射出成形による、加硫ゴムとの接着
5.今後の技術開発

【質疑応答】
 
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