2019年11月07日(木)
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100℃から500℃程度の熱エネルギーを活用する化学蓄熱技術について、作動原理や設計の要点、ならびに、その技術開発に不可欠な伝熱速度、物質移動速度、化学反応速度の三つの速度の取り扱い方に関する知識。
電力を貯蔵するように、熱を効果的に貯蔵し、必要な時間・場所で、必要な温度や速度で熱を供給する熱マネジメント技術は、更なる低炭素化が必要とされる2020年以降では重要な技術となると思います。本講義では、産業プロセス、自動車における熱マネジメントの動向を概説するとともに、まだ社会実装可能なレベルまで到達していないものの、近年、基礎技術の面で進歩してきた化学蓄熱の開発実情や要点を詳述します。
1.熱マネジメントに関わる技術的要請の外観
2.蓄熱の作動理論
2.1 蓄熱の種類と特徴
2.2 化学蓄熱の動作原理
3.国内外の開発動向
4.化学蓄熱の適用温度域と作動物質の選択
4.1 100℃未満を対象とする化学蓄熱物質
4.2 100℃以上を対象とする化学蓄熱物質
5.化学蓄熱物質・熱媒体の物性と装置
5.1 物質移動から見た装置構成の考え方
5.2 熱移動から見た装置構成の考え方
6.化学蓄熱の研究実例
6.1 水系化学蓄熱
6.2 非水系化学蓄熱
7.化学蓄熱の蓄熱量と出力
8.化学蓄熱の耐久性
8.1 反応材の耐久性
8.2 蓄熱器としての耐久性
9.化学蓄熱のシミュレーションと装置設計への応用
9.1 シミュレーションモデル
9.2 実例と実用性
10. 小型化学蓄熱機による畜放熱デモンストレーション
11. まとめ