データ取得・開発における実験自動化の可能性
機械学習やロボットを活用した取り組み・具体的事例を学ぶ!

次世代研究開発を支える実験自動化技術の可能性【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

セミナー概要
略称
実験自動化【WEBセミナー】
セミナーNo.
2601121
開催日時
2026年01月14日(水) 13:00~15:45
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
<第1部>
(国研)物質・材料研究機構
電気化学スマートラボチーム チームリーダー 博士(工学) 松田 翔一 氏

【ご専門】
ナノテク・材料 / エネルギー化学

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<第2部>
オムロンサイニックエックス(株)
プリンシパルインベスティゲーター兼リサーチオーガナイザー 博士(工学) 濱屋 政志 氏

【ご専門】
ロボティクス
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  33,000円 (本体価格:30,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で44,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、33,000円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、
  44,000円(1名当たり 22,000円)(税込)です。

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
科学実験自律化に興味のある大学、企業の方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。数式などは可能な限り省略して説明します。
習得できる知識
<第1部>
蓄電池材料開発における実験自動化技術
自動実験ロボットとAIが連携した蓄電池材料開発

<第2部>
科学実験をするロボットにどのように機械学習を導入するかの事例が学べる。
プログラム

<第1部> 自動実験技術を活用した電池材料開発の取り組み(13:00~14:30)

【趣旨】
 電池材料の開発では、高エネルギー密度・長寿命・高安全性といった多面的な性能を同時に実現する必要があり、従来の経験則や試行錯誤に基づく開発手法には限界が見えつつある。近年、自動実験技術を活用した高効率なデータ取得技術と機械学習に代表されるデータ科学的手法を組み合わせることで、材料開発の革新が急速に進んでいる。
 本講演では、電池材料研究における材料探索・性能最適化の具体的事例を紹介する。特に、リチウム空気電池、金属リチウム電池、ナトリウムイオン電池を対象として、自律的な実験システムによる新材料発見の実施例を紹介する。

【プログラム】
1.研究背景
  1-1 実験自動化技術を利用した蓄電池材料開発状況
  1-2 自動化・ロボット実験とAIの連携
  1-3 電解液探索用自動実験ロボットの概要

2.ロボット実験とAIの連携による材料探索実施例
  2-1 リチウム空気電池用材料の開発
  2-2 ナトリウム電池用材料の開発

3.実用電池開発への応用展開
  3-1 ラミネートセル作製ロボット
  3-2 寿命予測モデル開発への応用
  3-3 電極材料開発への展開

(質疑応答)

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<第2部> 機械学習を用いたロボット操作における実験自動化の可能性(14:45~15:45)

【趣旨】
 本講演は、科学実験自律化のためのロボットに、機械学習手法を導入した我々の研究成果を紹介します。
 科学実験の自律化は、実験者の負荷を下げつつ、実験結果の再現性を向上できるという点で期待されていますが、それぞれの実験のニーズにあった自律システムを構築するのは依然として困難です。汎用機であるロボットを使用すればそれぞれの実験環境に合った作業を実現できる可能性がありますが、ニーズにあった臨機応変なロボットの動作を人手で設計するのは労力が必要です。そこで、我々は機械学習技術を使用して自律的に科学実験作業するロボットの研究をしています。
 本講演では、粉体操作に着目したロボットの研究事例をご紹介します。

【プログラム】
1.科学実験自律化ロボットの背景

2.粉体を掬い取るロボット

3.粉体をはかり取るロボット

4.粉体を粉砕するロボット

5.まとめと今後の科学実験ロボットの展望

(質疑応答)

スケジュール
13:00~14:30 第1部
14:45~15:45 第2部

※当日の進行状況により変動する場合がございます。
キーワード
実験自動化,機械学習,AI,ロボット,研究開発,データ,電池,セミナー,講演
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