高級感の表現方法と製品開発への応用
~高級感のあるデザイン要素 / トレンド分析から学ぶCMF開発 / 色彩と質感の評価 など~

※12月3日(火)更新
会場変更:江東区文化センター 3F 第4研修室 ⇒ 商工情報センター 9F 第2研修室に変更させていただきます。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
高級感
セミナーNo.
191231
開催日時
2019年12月16日(月) 10:30~16:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
昼食・資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・製品の外観評価に自信がないあるいは、見方がわからないと思う方
・経営戦略担当、マーケティング戦略プランナー 
・ものづくり関係者
・ベンチャー企業、関係者の方
・製品デザイン担当者、責任者の方
・素材メーカー担当者、責任者の方
・加工メーカー担当者、責任者の方
・製品企画者、技術者、デザイナー
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません
・工業デザインに興味がある方など
習得できる知識
・製品の外観を評価するための見方を習得できる。
・この講座でものづくりに対する考え方が変わります!
・すべての開発はこの手法で乗り越えられます!
・実践講座ですので、会社にとって有益な情報です!
・新しい価値観を創出するには、どのような開発と手法が必要か学べます。
・トレンドによる製品デザインの方向性、検証!
・高級感などのコンセプトと色彩の関係が理解できる。
プログラム

第1部 製品の高級感を感じる要素と開発事例
10:30~12:00
 同じ機能の製品でも高級品に見えるものと見えないものがありますが、それはなぜでしょうか?高級に見えたものにはデザインによる工夫があるはずです。デザインには形、色、材質など様々な表現方法があり、それぞれに見る人の気持ちに働きかけるのです。最近は一つの機能のものでも複数の企業で様々なデザインが造られる時代ですから、売り場において、第一印象で欲しいと思わせる工夫が必要なのです。欲しいと思わせる中で、高級感というキーワードは重要です。価値を高く感じてもらうことで多少の高い価格でも買ってもらえるからです。この講義では高級感のある魅力的な製品を、事例を挙げながら解説をしていきます。また、講演者の豊富なデザイン経験と感性工学を用いた研究も紹介していきます。

1.商品開発の中のデザインの役割 
 1-1 商品開発のプロセス 
 1-2 デザインコンセプトの設定
 1-3 高級感について

2.人の感情の構造
 2-1 感情は感覚から 
 2-2 感情の構造を知る 
 2-3 感情をはかる 

3.高級感のあるデザイン要素
 3-1 高級感に関わる感性品質の洗い出し
 3-2 形と高級感 
 3-3 色と高級感 
 3-4 素材と高級感 

【質疑応答・名刺交換】

第2部 CMFで表現する高級感と製品開発への応用
12:45~14:10
 メーカーでCMFデザイン、新規商品開発、デザイン戦略に約20年ほど、携わった経験の中から、現場のものづくりをわかりやすく解説いたします。製品をデザインするのに社内内部のノウハウや市場がどの様に動いているか?他では学べないノウハウも習得できます。高級感とCMFとの結びつき、商品ブランドと会社ブランドをわかりやすく解説いたします。

1.日本伝統工芸から学ぶ高級感とブランディング戦略
(1)伝統工芸から学ぶ、価値観創出法
(2)伝統工芸から導き出すカラーマテリアルフィニッシュ(開発)とは

2.五感から紐解くブランディング戦略:感性品質デザインとは
(1)感性品質デザイン、五感からのブランド確立法と事例紹介:事例紹介
(2)ファッション業界事例紹介

3.トレンド分析から学ぶCMF開発
(1)トレンド分析からの商品開発法」の紹介
(2)製品開発事例紹介
(3)トレンド分析と高級感の差異
(4)CMYKからRGB表現法への移り変わり

【質疑応答・名刺交換】

第3部 高級感を表現するための色彩と質感の評価
14:30~16:00
 プロダクト・デザインやパッケージ・デザインにおいて、加飾表現の技術開発が進んでいる。しかし、「どのように色彩とテクスチャーを組合せれば、その製品にとって最適となるか」を明確に示した方法が確立しているわけではない。そこで、高級感をプロダクトやパッケージで表現するためにどのような色彩と質感を用いればよいか、をテーマとする。色彩と質感を感性的に整理したする方法、狙いとするコンセプトを色彩と質感に変換して表現する方法について解説する。

1.色彩と質感・素材感表現の感性評価における課題

2.色彩に関する感性評価の方法
 2.1.色彩感情をベースとした感性評価
 2.2.配色をどのように整理するか

3.質感評価における視覚と触覚の役割
 3.1.質感と基本的な触感次元
 3.2.視覚と触覚の共通性

4.質感・素材感の感性的評価法

5.様々な高級コンセプトと表現

6.質疑応答

スケジュール
10:30~12:00 第1部
12:00~12:40 昼食
12:40~14:10 第2部
14:10~14:30 休憩
14:30~16:00 第3部
キーワード
高級感,表現,方法,製品,応用,事例,評価,定量,感性,デザイン,セミナー,講演,研修
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