LIB正極材料スラリーを例に、粒子分散をいかに評価して、製品特性を予測・制御するかを解説する!
1.イントロ ~スラリー評価の前に知っておきたいこと~
2.液中粒子の分散・凝集を支配する因子
2-1.DLVO理論
2-2.非DLVO力
3.基本的な物性の評価手法
3-1.粒子径分布
3-2.粒子の濡れ性
3-3.粒子のゼータ電位
3-4.粒子への分散剤吸着量
4.スラリーの流動性評価
4-1.流動挙動の種類
4-2.流動性評価法
4-3.流動性評価の実例
4-4.見かけ粘度の測定で注意すべきこと
5.スラリー中の粒子集合状態評価技術
5-1.重力沈降,遠心沈降試験
5-1-1.測定原理及び実験方法
5-1-2.測定結果の実例
5-2.静水圧測定法
5-2-1.測定原理及び実験方法
5-2-2.測定結果の実例
5-3.ナノ粒子の分散・凝集状態評価(浸透圧測定法)
5-3-1.測定原理及び実験方法
5-3-2.測定結果の実例
5-4.希薄系での直接観察
6.スラリー評価の応用例
6-1.噴霧乾燥(スプレードライ) ~中実球形顆粒を作るには?~
6-2.リチウムイオン電池正極 ~多成分スラリーを評価するには?~
6-3.チタン酸バリウム ~シート成形で成形体密度を制御するには?~
7.まとめ
【質疑応答】