開発手法を中心にした信頼性工学の基礎
~ 品質保証の基礎からパラメーター設計まで~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
信頼性工学
セミナーNo.
cmc190301
開催日時
2019年03月05日(火) 10:30~16:30
主催
(株)シーエムシー・リサーチ
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
ちよだプラットフォームスクウェア ミーティングルーム B1F R005
価格
非会員:  50,926円 (本体価格:46,296円)
会員:  45,834円 (本体価格:41,667円)
学生:  50,926円 (本体価格:46,296円)
価格関連備考
1名につき50,000円(税込)※昼食・資料代含

会員登録者は 45,000円(税込)

★ 【会員特典】2名以上同時申込で申込者全員会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降は会員価格の半額です。
講座の内容
受講対象・レベル
 新入社員から中堅社員までを対象に開設するが、開発担当の管理者が復習のために受講しても面白い内容で構成している。また、品質管理部門の担当者であれば、日本の品質管理の歴史を基礎から信頼性工学まで学ぶことができる。
趣旨
 開発された製品の中には、歩留まりがばらついて生産にのりにくい場合や、市場で初期故障を多発する場合がある一方で、市場におけるロバストが高く作りやすい設計やその製品がある。
 1990年前後より普及が進んだ品質工学では、品質の良さや設計の良さを表す測度としてSN比をパラメーターとして用いて、タグチメソッドによる開発設計段階からのロバスト設計を推奨している。1980年代より前には、日本科学技術連盟が中心になって推進していたQC7つ道具や新QC七つ道具が技術開発の道具として普及していた。実は1990年を境にして、開発手法のイノベーションが行われたわけだが、旧来の手法が今使えないわけではなく、開発シーンによっては、新QCの七つ道具でタグチメソッドよりも迅速に問題解決できる場合もある。また、社会のビッグデータ解析では、新QC7つ道具の一つでもあり統計手法である多変量解析が盛んに用いられている状況だ。
 QC手法からタグチメソッドまで開発段階で使い慣れた講師によるこれら手法の基礎となっている統計の知識からタグチメソッドの基礎までわかりやすく解説する。ちなみにタグチメソッド導入時には、「タグチメソッドは統計手法ではない」と盛んに言われたが、その背景についても触れる。
プログラム

1. 統計学の復習
 (1)基本統計量
 (2)分散分析
 (3)単相関分析
 (4)実験計画法
 (5)重回帰分析
 (6)主成分分析
 (7)ワイブル統計

2. QC手法について
 (1)QC7つ道具
 (2)新QC7つ道具

3. タグチメソッド
 (1)ロバストとSN比
   A. ばらつきをどのようにとらえるか
   B. 市場におけるノイズ
   C. 実験室におけるノイズ
   D. SN比の考え方
   E. SN比の計算方法
 (2) 統計手法ではない理由
   A. システム
   B. 基本機能
   C. 各種因子
 (3) 基本機能と動特性
   A. システムと基本機能
   B. 基本機能のロバスト
 (4) 動特性を用いたタグチメソッドの事例
   A. 材料のシステム設計
   B. 材料開発事例
 (5) 望目、望大、望小特性

4. まとめ

関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索