★ ダイ塗布は操作できる塗工条件に制約があり、それを越えると欠陥を生じます。
★ ダイコーティングにおける代表的な塗布欠陥を理解し、対策をできるようにしよう!

ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策
~代表的な8種の塗布欠陥の発生メカニズムと対策・対応力を養う~
リビング・空気同伴・レベリング・段ムラ・風ムラ・ウィーピングとリブレット・スジ・ハジキ

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セミナー概要
略称
ダイ塗布
セミナーNo.
st170401
開催日時
2017年04月13日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
習得できる知識
※ 塗布液物性の意味、効果と測定法の基礎知識を得られます。
※ ダイ塗布の特徴やスロット、スライド、カーテン塗布の最大/最小塗布量の計算方法と発現メカニズムを理解できます。
※ ダイ塗布を応用した粒子分散物塗膜の構造形成や親水撥水パターニングによるパターン形成の例を紹介することで、実際の現象のメカニズムをどのように解析していき、どのような知見を得たかを例示します。
※ 代表的な8種の塗布欠陥カテゴリーについて発生メカニズムと対策例から類似のトラブルへの対応力を養うことができます。
趣旨
 近年ダイを用いた塗布は、塗工精度や繰り返し安定性に優れ、全量塗布できることなどからポピュラーになってきている。しかしながら、ダイ塗布では操作できる塗工条件に制約がありそれを越えると欠陥を生じる。
 このような塗布現象を理解するためには、粘度、表面張力、分子間力(濡れ性)といった塗布液物性や、現象の発生メカニズムを理解することが必要である。また、このような知見を実務上極めて重要な欠陥対策に活かすことで、ダイ塗布のみならずロール塗布、ブレード塗布などにも共通する塗布欠陥発生メカニズムに対応できる。さらには、欠陥の主原因を変更せずに副次要因の組合せで解決することも可能な場合がある。
 本講では種々の欠陥の発生メカニズムを明らかにするとともに、それぞれの欠陥に対していろいろな解決策を明らかにする。
プログラム

1.塗布って何だろう?
  ~関連する塗布液物性

2.ダイ塗布の特徴は塗布量定量性
  ~種々の塗布方式の比較とダイ塗布の基本

3.粘度の定義は剪断応力の比例定数だけではない!
  ~粘度、非ニュートン性の塗布に現れる意味と測定方法

4.表面張力の定義は液面の張力だけではない!
  ~表面張力やその動的値の意味と測定方法

5.分子間力が濡れ性を決める!
  ~分散力成分の測定と気液の接触角の推算

6.種々のダイ塗布方式は一つのファミリーだが・・・

7.ダイ塗布膜厚の制約
  ~スロット塗布、スライド塗布、カーテン塗布の最大・最小膜厚

8.ダイ塗布方式の分類
  ~ダイ塗布方式には3種類しか存在しないことが証明できる!

9.粒子分散液の塗布
  ~プリンテッドエレクトロニクスでは粒子の好ましい配向制御が必要!

10.親疎水パターニングへの応用
  ~表面間力による流動

11.欠陥の特徴付け
  ~塗布欠陥の対策は、差別点による特徴付けから!

12.リビング
  ~ほとんど全ての塗布方式で発生する!~

13.空気同伴
  ~全ての高速塗布での問題~

14.レベリング
  ~支持体の凹凸が解消できなければ! 

15.段ムラ
  ~原因はさまざま!~

16.風ムラ
  ~要因効果に着目!~

17.ウィーピングとリブレット

18.スジ
  ~発生箇所もさまざま!~

19.ハジキ
  ~分子間力の仕業ではあるが・・・~


□ 質疑応答 □

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