~海外調達でのトラブル、品質不良、納期遅れ等を無くすために~

海外調達の実務手順とその運用、および技術・信用能力審査と品質納期確保の手段
○商社を通さずにメーカーの手による直接取引を前提にした実践的な海外調達の手順とノウハウ
○海外調達の心構え、基本手順、実践ノウハウ、海外サプライヤー・業者の探し方と技術能力評価方法、調達先の管理
○品質不良の防ぎ方、納期確保のポイント、クレーム処理・・・
○これから海外調達を行う未経験の方にも分かりやすく解説

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セミナー概要
略称
海外調達
セミナーNo.
st170903
開催日時
2017年09月08日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F  第1特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
・技術や開発部門の方で今までご専門とされてこなかったが知識を身につけたい方
・設計、品質管理、運輸・物流ロジスティック、製造部門の方
・品質、納期のトラブルに困っている方
習得できる知識
国内調達手順の特異さ+事前の心構え+技術信用能力審査の方法+品質納期確保の具体的手段と限界+技術仕様書の大切さ+クレーム処理の標準的な方法
趣旨
 グローバル化が行きすぎてしまったとの声も聞かれるこのごろですが、実際に海外と積極的にビジジネスを展開している企業は、国内の市場でも活発な事業展開がみうけられます。ところが一歩彼らの中へ入ってみますと、海外での工場建設や調達などは可成りの問題をかかえているようです。この中で海外調達における問題を集約すれば、向上・改善のない品質の不安定と納期の慢性的な遅れに行き着きます。ここでの最大のポイントは日本の買手からの要求条件が相手方に十分に伝えられていないことに加えて、相手のことを良く知ろうとしないことです。また海外企業との取引に知識と経験も絶対的に不足している点です。 
 本セミナーでは世界に通用するしっかりした調達の基本手順および、その実践的な運用方法、なかでも事前の能力審査と品質納期の確保に対する特別管理の手法を多くの事例をあげて説明します。さらにころばぬさきの杖として、前もって抑えておかねばならない重要ポイントを具体的に説明いたします。いかに手順を上手に使いこなすか、業務の管理をするための準備事項もあわせて解説します。
プログラム
1.海外事業への取り組みと調達業務
 1.1 海外調達の前と後ろにあるもの
 1.2 大震災から受ける製造業の変化
 1.3 国内外製造業のフラット化
 1.4 現下と今後の見通し
 1.5 事業経営基本方針と海外調達の確認
 1.6 海外事業を成功へ導く鍵

2.どんな物品にも当てはまる調達手順の基本
 2.1 心がまえとその中身
  a. 4つの特徴と2つの壁を知る
  b. 内外商慣習の差をくらべる
  c. 不安要因は12に集約、その根拠
  d. 調達業務を18種に分類
  e. 17業務の4分割パッケージ(A、B、C、D)化
  f. 業務を流す重要な手段
  g. 組織と人事そして予算
  h. 個別調達業務の違い
  i. 必勝海外調達トラの巻

3.海外サプライヤーの探し方と技術信用能力事前審査
 3.1 適切な調達物品の選び方
  a.海外調達成否の4条件
  b.失敗しない物品選択
 3.2 サプライヤーの探し方
  a. 見つかれば調達の80%は達成
  b. 商社に頼らず探す、自ら探す
  c. 体系的なシステム上の取り組みが大切
  d. 最後は自分で直接資料にあたる
  e. あらかじめ制約条件を調べておく
  f. 楽な探し方は高額調達となる
 3.3 技術信用能力事前審査方の実際
  a. 事前審査をする4つの目的
  b. 甘い審査の失敗事例カズカズ
  c. 発注者の要求能力をはっきりしておく
  d. 供給者の保有能力を現場で審査確認
  e. 基本能力は5つに分解する
  f. 審査に必要なチェックリスト
  g. 合否総合判定基準を決めておく
  h. 合格を前提に審査をする

4.見積依頼書と注文書の作り方
 4.1 見積依頼書の完成度と注文書
 4.2 書式と様式
 4.3 基本事条件の構成要素
 4.4 技術要求書
 4.5 定形見本事例

5.もう安心、品質不良と納期遅れの防ぎ方
 5.1 品質確保
  a. 発注者が直面している問題
  b. 品質が不安定な原因は
  c. 品質の内外差とその背景
  d. 初歩的な品質不良のおさえかた
  e. 立会検査に必要な文書はなにか
  f. 品質トラブル防止の3段法
  g. 品質向上とコストの相関関係
  h. 検査専門会社を上手につかう
  i. 検査業務外部委託のやりかた
  j. 品質確保は見積り依頼書から
 5.2 納期確保
  a. 海外メーカー納期遅れの実態(日本は例外的)
  b. 共通する納期遅れ防止の基本手順
  c. 専門組織と人と費用は不可欠
  d. 納期遅れから何を学ぶか
  e. 納期管理業務の外部委託
  f. 必要最小限の管理書類

6.クレーム処理はこの方法が一番
 6.1 クレーム処理ができて初めて一人前のプロバイヤー
 6.2 クレーム処理から不良品再発防止方法をまなぶ
 6.3 クレームの定義と英語の呼称そして内容の分類
 6.4 クレーム処理業務の流れ図と実際
 6.5 不良品通知書(Non Conformance Report=NCR)でクレーム処理の全容を可視化

7.調達先の管理とそのポイント
 7.1 財務体質と信頼度
 7.2 経営姿勢と方針
 7.3 内外商慣習の差を確認
 7.4 下請け管理の要点
 7.5 現地法人中国工場の例
 7.6 中国とインド総まとめ

8.おもての調達をささえる陰の力
 8.1 これで英語はひと安心
 8.2 貿易実務は解りにくい
 8.3 契約読み解きの力
 8.4 隠れたる技術仕様書の功罪
 8.5 注文書発効後の業務切り離し
 8.6 調達原価の分析
 8.7 プロ調達マンの力
 8.8 女性バイヤーの底力
 8.9 第三者外部への上手な業務委託

9.海外事業推進
 9.1 現地工場建設のポイント
 9.2 OEMし生産委託,技術技供与
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