ホーム > セミナー > 高信頼性・高品質接着の基礎と内部応力 および接着剤の選定、設計・施工・管理の勘どころ

45年もの間、接着技術の研究・開発を行ってきた講師の経験から導かれたノウハウが満載!

高信頼性・高品質接着の基礎と内部応力
および接着剤の選定、設計・施工・管理の勘どころ

~異種材接着・構造接着・精密接着の現場で明日から使える知識と技術~

実務ですぐに活用できる接着剤選定/接着剤管理のチェックリストも資料として配布します!

セミナー概要

略称
高信頼性接着
セミナーNo.
st190616  
開催日時
2019年06月27日(木)10:00~17:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第4講習室
講師
(株)原賀接着技術コンサルタント 専務取締役 首席コンサルタント 工学博士 原賀 康介 氏
<ウェブ>https://www.haraga-secchaku.info/

【講師略歴】
1973年、京都大学工業化学科卒業、三菱電機(株)入社。生産技術研究所、材料研究所、先端技術総合研究所に勤務。入社以来45年間にわたって一貫して接着接合技術の研究・開発に従事。特に、構造接着技術と接着信頼性保証技術の開発に注力。2012年3月三菱電機(株)を退任。
2012年3月株式会社 原賀接着技術コンサルタントを設立し、各種企業における接着課題の解決へのアドバイスや社員教育などを行っている。

【接着の適用開発事例】
エレベーター・エスカレーターの意匠構造部品の接着化、制御盤・配電盤の接着・リベット併用組立、高速列車用車両空調装置枠体、産業用換気扇羽根のウェルドボンド組立、人工衛星の太陽電池パネルの接着組立、大形宇宙望遠鏡の反射鏡の接着組立、高性能モーターの永久磁石の接着接合、エアコン用熱交換器の冷媒配管の接着接合、光学機器の精密接着、ほか多数。
価格
非会員: 54,000円(税込)
会員: 51,300円(税込)
学生: 54,000円(税込)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円)
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の27,000円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
特典
原賀康介先生の著書
「高信頼性接着の実務-事例と信頼性の考え方-」 を1冊お渡しします。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

講座の内容

受講対象・レベル
これから接着に携わる初心者から、品質・機能を追求されるベテラン技術者まで、それぞれのレベル、目的にマッチした「考え方」を習得できます。
習得できる知識
本セミナーでは、接着剤を使う立場での疑問点や課題、解決策、目標値を論理的に体系付けてわかりやすく説明するので、「単なる基礎知識の習得」ではなく、「高信頼性接着を達成するための具体的手法と考え方」を習得することができます。
趣旨
 接着強度を高くするだけでは信頼性・品質に優れた接着を達成させることはできません。
接着部の破壊で最も多いのは接着界面での破壊ですが、界面での破壊は最悪であり、接着界面での密着性を向上させて凝集破壊を達成させることが基本です。基礎では、開発段階で達成すべき目標値と接着のメカニズムから凝集破壊を達成する具体的手法を解説します。
 内部応力は接着での大きな課題で、異種材接着では特に重要です。ここでは、内部応力の種類、発生メカニズム、影響する諸因子と内部応力の低減策を説明します。
 最適な接着剤の選定は難題です。カタログに惑わされない選定を行うために必要な接着剤の欠点、特性に影響する諸因子、チェックリストによる選定方法などを説明します。
 さらに、接着不良を未然に防止するための設計、施工、管理のポイントについても説明します。
プログラム

1.接着不良を未然に防ぎ信頼性・品質に優れた接着を行うための基礎知識
 1.1 高信頼性・高品質接着の基本条件-開発段階で達成すべき目標値-
  (1)「高信頼性・高品質接着」とは
  (2)  開発段階で達成すべき目標値
   ① 接着部の破壊状態 -凝集破壊率ー
   ② 接着強度のばらつき-変動係数-
 1.2 接着のメカニズムと接着特性の向上策
  (1) 接着の過程
  (2) 分子間力、水素結合
  (3) 表面張力―簡単な測定法と必要値―
  (4) 表面張力を高くする表面改質法と注意点
  (5) プライマー、カップリング剤処理と注意点
  (6) 表面粗面化の問題点
  (7) 結合強度を低下させる要因(まとめ)-接着の脆弱点-

2.異種材接着、高品質接着の重要課題「内部応力(残留応力)」
 2.1 内部応力で生じる不具合
 2.2 内部応力の種類
  (1) 硬化収縮応力(接着剤の硬化時に発生)
  (2) 熱収縮応力(加熱硬化後の冷却時に発生)
  (3) 熱応力(使用中の温度変化により発生)
  (4) 吸水膨潤応力
    ① 接着剤の吸水膨潤応力
    ② 被着材の吸水膨潤応力
  (5) 被着材の変形による応力
    ① 被着材料内部の温度むらによる変形応力
    ② 接着時の加圧によるスプリングバック力
 2.3 接着剤の粘弾性特性と応力緩和
 2.4 異種材接着における内部応力による不具合
  (1) 各種の変形のモード
  (2) 勘合接着における不具合
 2.5 内部応力に影響するその他の因子
  (1) 接着部の構造
  (2) 接着剤の塗布量、塗布位置
  (3) 接着剤の物性、部品の厚さ(剛性)
  (4) 接着剤の短時間硬化、後硬化
 2.6 内部応力の評価法
 2.7 接着層の内部応力の低減策

3.接着剤の種類と特徴、使用上の注意点と選定方法
 3.1 構造用接着剤の種類と特徴
  (1) エポキシ系接着剤
  (2) アクリル系接着剤(SGA)
  (3) ウレタン系接着剤
 3.2 エンジニアリング接着剤の種類と特徴
  (1) 嫌気性接着剤
  (2) 光硬化型接着剤
  (3) 瞬間接着剤
 3.3 柔軟性接着剤の種類と特徴
  (1) シリコーン系接着剤
  (2) 変成シリコーン系接着剤
  (3) 両面テープ
 3.4 接着剤の選定方法
  (1) チェックリストを用いた消去法による選定方法
 3.5 接着剤の管理のポイント
  (1) 管理のポイントのチェックリストによる確認方法

4.設計、施工、管理のポイント
 4.1 設計、施工、管理の基本理念
  (1) 接着は特殊工程の技術
 4.2 接着剤の物性と強度
  (1) 代表的な接着強度の試験方法
  (2) 接着剤の硬さ、伸びと各種接着強度の関係
  (3) 速度依存性、温度依存性
 4.3 構造設計上のポイント
  (1) 接着層の厚さと強度の関係
  (2) 不連続性を回避する構造
  (3) 複合接着接合法の活用
  (4) クリープ劣化への対策
  (5) 水による劣化への対策
  (6) 検査を考慮した構造にする
 4.4 施工上のポイント
  (1) 欠陥部を作らない接着剤の塗布方法
  (2) 加圧固定時の注意点

□質疑応答、名刺交換□

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