次世代自動車開発を革新する先進プラスチック材料開発・加工技術

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セミナー概要
略称
次世代自動車
セミナーNo.
stb180101
開催日時
2018年03月14日(水) 10:00~17:00
主催
S&T出版(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  50,722円 (本体価格:46,111円)
会員:  48,176円 (本体価格:43,796円)
学生:  50,722円 (本体価格:46,111円)
価格関連備考
49,800円 (Eメール案内登録価格:1名47,300円,2名49,800円,3名74,700円)
※資料付
※Eメール案内登録(無料)される方は、通常1名様49,800円から
 ★1名で申込の場合、47,300円
 ★2名同時申込での場合は、2名様で49,800円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で74,700円。
 ※2・3名同時申込は同一法人内に限ります。
 ※2・3名様ご参加は2、3名様分の参加申込が必要です。
  ご連絡なく2、3名様のご参加はできません。
講座の内容
趣旨
 EVをはじめとした電動車や自動運転技術など自動車産業は急速に技術革新が進められています。本セミナーでは、次世代自動車の普及により変わろうとしているプラスチック材料のうち、新規素材として注目されるセルロースナノファイバー強化樹脂、新規高溶融張力ポリプロピレンの2テーマ、及び自動車メーカーの立場から求められる機能とプラスチック材料への要望についてご講演頂きます。 
プログラム

第1部 自動車メーカーが求める次世代自動車に対応するプラスチック材料

10:00~12:00
各国政府や自動車会社など世界が電気自動車へシフトを始めている。そのようななか今後のモビリティー社会が大きな変革期にきており、自動車技術も大きく変わろうとしている。
 本講演では自動車技術はどのような方向に進もうとしているか、また、どのような新技術が必要となるかを紹介する。また、それに伴い将来のモビリティー社会ではどのような高分子材料か必要となるか具体的な事例をもとに紹介する。

1クルマを取り巻く環境の変化
 1.1 EVシフト
 1.2 Nissan intelligent mobility
 1.3 中国動向

2 CO2排出量削減と材料

3 自動車における樹脂材料の使用状況

4 おわりに
 

第2部 セルロースナノファイバー強化樹脂の高効率製造技術・基本特性と自動車部品への応用展望

12:40~14:10
セルロースナノファイバー(CNF)は,超高アスペクト比の天然強化繊維である。そのポテンシャルは高く,ガラス繊維,炭素繊維に続くプラスチック補強繊維としての可能性を秘めている。現在産官学での材料開発が進められ,その特性が明らかになりつつある。また用途開発では,自動車,家電,住宅などへの応用展開が図られている。
 本講演では京都においてこれまでに取り組んできた材料の特性と最新の特性,および自動車材料に用いる場合の課題や一部開発状況などを報告する。
1 セルロースナノファイバーについて
 1.1 セルロースナノファイバーの特徴
 1.2 セルロースナノファイバーの種類
 1.3 開発動向

2 セルロースナノファイバー強化プラスチックについて
 2.1 京都における開発の歴史
 2.2 材料の思想・設計・構成
 2.3 力学的特性と分散状態
 2.4 期待される機能性
 2.5 課題

3 自動車分野への応用展開
 3.1 構造用途と機能用途
 3.2 開発動向と成形加工事例
 3.3今後の展望
 

第3部 新規高溶融張力PPの特性と自動車発泡部材への応用

14:20~15:50
従来のPPの発泡特性の課題を示し、その課題に対して、長鎖分岐構造を有する新規高溶融張力PPの発泡特性改良効果を説明する。改良効果を詳述するために、特に近年、軽量化ニーズが非常に高まっている自動車発泡部材への適用について、内装部材をターゲットに報告する。
1 はじめに:発泡成形に求められるPP樹脂特性
 1.1 従来PPの課題
 1.2 PP発泡特性の改良に向けて

2 新規高溶融張力PPの基本特性
 2.1 分子構造
 2.2 粘弾性
 2.3 期待分野/用途

3 射出発泡成形による自動車部材への展開
 3.1 最近の射出発泡成形プロセス
 3.2 発泡特性改良効果
 3.3 発泡部材の特性

4 押出発泡成形による自動車部材への展開
 4.1 最近の押出発泡成形プロセス
 4.2 発泡特性改良効果
 4.3 発泡部材の特性
 

第4部 次世代自動車に求められる有機系材料のニーズとシーズのギャップ

-自動運転とECUのマルチクライアント調査からの教訓-
16:00~17:00
クルマのEV化や自動運転の進化に関心がない者はいない。弊社は昨年、自動運転とECU(Electronic Control Unit)に関するマルチクライアント調査とCFRP(CFRTP)の資料集を発行した。これらの作業を踏まえて、次世代自動車に求められる有機系材料のニーズとシーズのギャップに触れてみたい。
1.自動運転調査からの教訓

2.ECU調査からの教訓

3.CFRP(CFRTP)まとめからの教訓

4.その他トピックス
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