一般的なワイヤレス給電からEVに特化した高性能・低コスト化技術まで、基礎と最新の研究開発動向を交えて、体系的に紹介!
特に、ワイヤレス給電に特化した電力変換回路(パワーエレクトロニクス)技術、コイル・共振回路等のシステム設計までを取り扱うことが特徴です!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
1. はじめに
1-1 身近なワイヤレス電力伝送技術
(EXPO 2025 大阪・関西走行中給電バス万博レポートあり)
1-2 利便性だけではない!ワイヤレス電力伝送技術の可能性
1-3 ワイヤレス電力伝送の伝送方式と応用例
(1)磁界結合方式
(2)電界結合方式
(3)マイクロ波方式
(4)その他の方式(レーザ,超音波)
1-4 規格・標準化動向
1-5 ワイヤレス電力伝送の技術課題と本講演について
2. 磁界結合型ワイヤレス電力伝送のコイルと共振回路
2-1 電磁誘導と磁界共鳴
2-2 共振回路方式の特徴とそれに適するアプリケーション
(1) 基本4方式 S/S,S/P,P/S,P/P
(2) 大電力,走行中給電に向く方式
LCL/LCL,LCCL/LCCL(Double-sided LCC),LCC-S
2-3 S/S方式の特性詳細及び設計時のポイント
2-4 Double-sided LCC方式の特性詳細及び設計時のポイント
2-5 共振回路の最大効率条件
2-6 伝送コイルトポロジーとその特徴
(1) Circularコイル
(2) Double-Dコイル
(3) ソレノイドコイル
(4) マルチコイル(DDQコイル,Bipolarコイルなど)
3. 実際のワイヤレス電力伝送システム
3-1 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成
3-2 電力制御の方法
3-3 高効率化のポイント
3-4 システム各部の作り方・選び方
(1) コイルの作り方
(リッツ線や磁性コアの選び方など)
(2) 共振回路の作り方
(共振キャパシタ,インダクタの選び方など)
(3) コンバータの作り方
(4) パワエレ回路制御用コントローラの構築方法
4. 最先端のワイヤレス電力伝送技術
4-1 急速充電や走行中給電の課題
4-2 システムの小型・軽量化に寄与する高効率化技術
4-3 放射電磁ノイズを抑えるソフトスイッチング技術
4-4 システムの低コスト化技術
【質疑応答】