「装置の中でどのように運動しているか」や「運転パラメーターを扱い原因と結果を体感していただけます!
1.はじめに
粉・粒に関わる単位操作全体を俯瞰する。
業界で扱われている粉体技術の影響、機能性粒子の活躍の状態を一部紹介する。
なぜ、粉を扱うプロセスにトラブルが多いのか。粉粒の「形状による分離現象」は
なぜ発生し、それらはどうしたら排除できるのか? コストを抑えたトラブル対策は、
どのような方法で構築するのか。
2.乾燥操作
2-1 乾燥操作の基本
2-1-1 乾燥原理の分類
2-1-2 乾燥カーブと主たるパラメーター
2-1-3 乾燥装置の分類
2-1-4 乾燥装置選定の考え方。
-濃厚懸濁液;スラリーはどう乾燥する?
-脱水ケーキはどう乾燥する?
-微細粒子はどう乾燥する?
2-2 乾燥操作の実際
2-2-1 スケールアップ;直接乾燥分野
2-2-2 スケールアップ;間接乾燥分野
2-2-3 その他の乾燥分野
3.粉砕操作
3-1 粉砕操作の基本
3-1-1 粉砕原理の分類
3-1-2 粉砕機のパラメーター
3-1-3 粉砕装置の分類
3-1-4 粉砕装置選定の考え方
-硬い物質(摩耗物質)にはどう対応する?
-ナノオ-ダーにはどう粉砕する?
3-2-1 回分式粉砕分野
3-2-2 連続式粉砕分野
3-2-3 その他の粉砕分野
4, 造粒操作
4-1 造粒操作の基本
4-1-1 造粒原理の分類
4-1-2 造粒終点と主たるパラメーター優先順位
4-1-3 造粒装置の分類
4-1-4 造粒装置の選定。
-ダマにならず溶けやすい粒の造粒。硬くしっかりした粒の造粒は?
-目的部位で分散し、粒子機能を発揮するための柔らかい造粒は?
4-1-5 機能性粒子の創成。表面改質、複合化。
4-2 造粒操作のスケールアップ。回分から連続操作。
4-2-1 造粒とバインダー
4-2-2 歩留まり向上と整粒
4-2-3 造粒操作をシステムとして考える
5.粉体機器のトラブル対応
5-1 トラブルの原因、(複雑な事象ほど、シンプルに分解する)
5-2 トラブルの分類、実際の例を挙げて一緒に考える。
5-3 トラブル解決例、答えは一つでは無いが、実例を紹介する。
5-4 トラブルを予測し対策、エスケープルートの考え方。
5-5 IT化にともなうトラブルの新しい可能性。
6.おわりに
・これから求められる「粒子挙動の見える化」。 数値シミュレーションの役割。
・体験したことを分類して応用が利くようにする為には?
・この分野で、技術者が学べること。失敗から学ぶこと。
・粉・粒を扱う技術に求められるもの。