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使用感の官能評価と機器分析、紫外線防御などポイントを解説!

パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法

~粉体物性の機器評価と官能評価を実験実習を元に解説~

セミナー概要

略称
パウダー化粧品
セミナーNo.
開催日時
2019年01月31日(木)10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
商工情報センター(カメリアプラザ) 9F 第2研修室
講師
近畿大学 生物理工学部 生物工学科 教授 鈴木 高広 氏

《専門》
 粉体化粧品工学、バイオリアクターシステム
《略歴》
 1988年3月 名古屋大学大学院農学研究科 博士課程修了
 1988年4月 マサチューセッツ工科大学 博士研究員
 1989年4月 工業技術院名古屋工業技術研究所
 1992年9月 英国王立医学大学院 留学
 1996年4月 東京理科大学基礎工学部生物工学科 准教授
 2000年12月 トピー工業㈱マイカ部 化粧原料開発リーダー
 2004年10月  日本ロレアル㈱ メイクアップ化粧品開発室マネージャー 
 2010年 4月 近畿大学生物理工学部生物工学科 教授 
価格
非会員: 49,980円(税込)
会員: 47,250円(税込)
学生: 10,800円(税込)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
特典
昼食・資料付き
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。

講座の内容

趣旨
紫外線(UV)や近赤外線(NIR)、ブルーライトによる肌の光老化や各種ストレスによる肌の老化メカニズムの解明が進み、新たなパウダー技術の開発が注目されています。ファンデーションは肌の表面で光と色を調節するための化粧品。この役割を担うのはパウダー成分です。ところが、UVやNIRを防ぐ成分はパウダーの分散性を妨げ使用感を損ないます。化粧品各社は、高いSPFやPAと共に心地よい使用感を与える製品開発に四苦八苦しているのが実状です。
光と色を操るためのパウダーの物性と機能のメカニズムを正しく理解すれば、新規な商品を生みだすための原料開発と処方設計も的確に行えます。粉砕機器メーカー(日本コークス工業)との共同研究により新たに開発した1-stepスラリー混合乾燥プロセス技術が、この問題を解決する新たな製品加工技術として注目されています。
この技術の着想と開発経緯を通し、また、最近注目を集める人工知能AIを化粧品開発に応用するために不可欠な、粉体製品の特徴を表す物性を数値化するための簡単な試験方法の実習を通し、粉体技術の基礎から応用まで理解を深めます。
プログラム
 1.ファンデーションの粉体技術と市場動向
  (1) 日本人の肌環境の変化とファンデーション人気復活の兆し
  (2) 使用動作と使用感の知覚要素
  (3) メイクアップ化粧品と粉体技術;体質顔料・着色顔料・光学的微粒子・結合油剤
  (4) 化粧品開発における人工知能の応用に不可欠な機器分析データ
 2.粉体化粧品の使用感の官能評価と機器分析の基礎
  (1) テカリ感と透明感のある明るい肌のツヤとマットな隠ぺい力をもたらす粉体の違い
  (2) アスペクト比と粉体形状係数
  (3) フワッと軽くのびる粉体の心地よさと嵩密度と動摩擦係数
  (4) 均一にのびてピタッとつく付着力と分散性と結合油剤の影響
  (5) 隠す効果とぼかす効果の光学的機能の差異と粉体形状と屈折率の関係
  (6) 化粧くずれを防ぐ持続性の官能指標と粉体の物性機能
  (7) ファンデーションの皮脂濡れによる外観の変化と撥水撥油効果をもたらす表面処理
  (8) 粉体化粧品の保湿力の評価
  (9) 製品開発に用いる機器分析の常用項目
 3.肌の光老化防御と紫外線・近赤外線の遮蔽技術の設計方法
  (1) 紫外線・ブルーライト・近赤外線による肌の光老化と防御剤の特徴
  (2) SPFとPA
  (3) 紫外線・近赤外線遮蔽複合粉体の設計と使用感の改良
  (4) 湿式充填プレス法と乾式粉砕プレス法の特徴
  (5) 湿式スラリー複合化と撹拌乾燥・溶媒回収工程の1ステップ連続処理プロセス
  (6) 処方を変えずに紫外線・近赤外線防御効果を高め、
          使用感を改善する粉体加工プロセス技術の要点
 4.実験実習:粉体物性の機器評価と官能評価
  (1) 粉体原料と製品ケーキの嵩密度
  【実習】雲母、タルク、合成マイカの3種類の粉と、製品ケーキを解した粉を
      別々の目盛付き試験管に詰めてタッピングした充填体積から嵩密度を計算します
  (2) 落下強度試験
  【実習】ケーキ状のサンプルを30cmの高さから落とし、強度を調べます。
  (3) 粉体の色(L*, a*, b*)と光沢と隠ぺい力
  【実習】両面テープに粉を塗布し、光沢度計と測色計で測定します。
  (4) 粉体の濡れ性
  【実習】粉をコップの水に分散し、濡れ性を比較します。
  (5) 肌スコープを用いる粉体表面の接触角測定による撥水度と撥油度の評価
  【実習】両面テープにした粉面に水滴または油滴を置き、
      肌スコープで画像を取り込んで液滴の角度を測ります。
  (6) 粉体の吸油量
  【実習】粉に油分を混ぜながら表面がテカった時点の量を吸油量とします。
  (7) 粉体の滑らかさ
  【実習】動摩擦係数が既知の粉の滑らかさを指で比較してもらいます。
  (8) 粉体表面処理による複合化と評価方法
  【実習】乳鉢と乳棒で粉体の表面処理を行う方法を実演します。

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