プラスチックの劣化評価・診断方法と成形品の破損トラブル解析

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セミナー概要
略称
プラスチック劣化・破損
セミナーNo.
190419
開催日時
2019年04月23日(火) 12:30~16:15
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第1会議室
価格
非会員:  50,906円 (本体価格:46,278円)
会員:  48,125円 (本体価格:43,750円)
学生:  16,500円 (本体価格:15,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
■ 会員登録とは? ⇒ よくある質問
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
定員
30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
備考
資料付き
講座の内容
受講対象・レベル
・樹脂メーカー、成形加工メーカー、プラスチック各種製品の研究開発・生産製造・管理に携わる方。(初心者から中級者まで)
・プラスチック製造及び製品に関わる品質管理者。
 
習得できる知識
・プラスチックの劣化現象
・結晶性高分子材料の構造と物性
・プラスチックの劣化分析および構造解析手法
・汎用プラスチックの成形品における破損トラブルの事例
・成形品の破損トラブルを防ぐための対応法
 
趣旨
≪第1部≫
 プラスチック材料においては、光や熱など様々な要因により外観や物性の低下が起こりますが、この劣化現象は、要因の多様性と高分子材料の階層性との協奏により、見た目上非常に複雑になり、劣化状態を把握するのは一般的に困難とされています。本講演では、汎用樹脂のポリオレフィン材料の光および熱による劣化現象を中心に、高分子材料の構造と物性の関係を基盤として、この複雑な劣化現象を構造論的に解説するとともに、その評価および非破壊診断法についてお話しします。

≪第2部≫
 種々のプラスチックの破損トラブルについて、実例をもとにお話をします。併せて、これらの破損トラブルを防ぐための対応についてもお話しします。
 
プログラム

第1部 12:30~14:15
プラスチック材料における劣化状態の評価と非破壊診断
~オレフィン材料を中心に解説~

《プログラム》
1.はじめに:プラスチック材料の分類と材料物性
2.プラスチックにおける構造と物性の関係
3.プラスチックにおける劣化要因と劣化現象
4.一般的な劣化指標
 (1)外観の変化
 (2)分子構造の変化
 (3)表面状態の変化
5.劣化による構造変化と非破壊診断
 (1)プラスチックにおける劣化機構
 (2)応用例1: 光劣化による高次構造の変化
 (3)応用例2:ラマン分光による劣化の非破壊診断
【質疑応答・名刺交換】
 

第2部 14:30~16:15
各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析

《プログラム》
1.はじめに
2.汎用プラスチックにおける破損トラブル
 2.1 ポリエチレン
 2.2 ポリプロピレン
 2.3 ポリスチレン
 2.4 ポリ塩化ビニル
 2.5 ABS樹脂、AES樹脂、透明ABS樹脂
 2.6 ポリメチルメタクリレート
3.汎用エンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
 3.1 ポリアミド
 3.2 ポリアセタール
 3.3 ポリカーボネート
 3.4 ポリブチレンテレフタレート
 3.5 スチレン変性ポリフェニレンエーテル
4.スーパーエンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
 4.1 ポリフェニレンサルファイド
 4.2 フッ素系樹脂
5.なぜ破損トラブルは起こるのか~原因とその対策について
6.おわりに
【質疑応答・名刺交換】
 
キーワード
高分子,ポリマー,樹脂,成型,劣化,破壊,破損,試験,分析,検査,講座,研修,セミナー
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