経験豊富な講師が競合情報・市場情報の収集・分析手法を体系的かつ実践的にお伝えします!

技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策について

※本セミナーはLIVE配信も実施する予定です。職場や自宅で受講したい方はこちらからお申し込みください。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
競合・市場の情報収集
セミナーNo.
200736
開催日時
2020年07月17日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
江東区文化センター 4F 第3会議室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  11,000円 (本体価格:10,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問
学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。また、当日学生証をご持参ください。
定員
15名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・企業の研究開発部門、設計開発部門、製造技術部門、技術営業部門
・新製品・新事業開発部門、M&A/アライアンス部門、市場調査部門
・知的財産部門、技術調査部門
・大学の研究者、産学協同部門
上記の初級から中級者
 
習得できる知識
・競合企業・事業、製品・サービス、技術、エコシステム・ビジネスモデルなどの情報収集と分析手法
・参入市場の市場情報収集・分析手法
・競合、市場情報分析の報告書作成の方法
・情報収集と各種戦略企画の関係
 
趣旨
 研究開発、製品設計、新製品・新事業開発など技術開発をともなう業務を行う場合、競合情報や市場情報を収集し、分析することは、事業の成否に関わる重要な仕事です。しかし実際は、経験知だけ、体系的な情報収集・分析が十分に行われていないことが多く、経営者の意思決定がうまく行われないことがしばしあります。
 本講座は、多くの技術開発戦略、新事業開発に関わったコンサルタントが開発した競合情報、市場情報収集・分析手法を体系的かつ実践的にお伝えするものです。製品・サービス事業だけでなく、IoT、AI時代に重視されているエコシステム・ビジネスモデルレベルの競合情報、市場情報収集分析の方法もお伝えします。
 
プログラム
1.これまでの市場調査の方法が通用しなくなってきている
  1-1.業界や市場の境目が無くなっている
  1-2.現在市場が存在しない市場調査が必要
  1-3.情報が多すぎて分析できない。
  1-4.ネット情報の信憑性、情報陳腐化の加速化
  1-5.情報収集・分析しても意思決定できない経営トップ

2.情報収集・分析の5つの原則
  2-1.なんのための情報収集・分析か?【目的明確化の原則】
  2-2.どんな制約条件があるのか?【制約条件の原則】
  2-3.その情報で誰が何のために意思決定するのか【意思決定特性の原則】
  2-4.情報の不確実性をどう考えるか【不確実性の原則】
  2-5.多次元情報収集と分析が必要【多次元情報の原則】

3.市場情報収集・分析の実践方法
  3-1.目的によって異なる情報収集・分析手法
    ・技術開発、新事業創造、新規参入、起業、M&A・アライアンスなど
  3-2.「絶えず変化する市場」をどう認識するか?
    ・業界ができあがってしまったら既にレッドオーシャン市場ではないか?
    ・変化しつつある既存業界をどう見るか
    ・新しく発生する市場をどう定義づけるか
    ・代替される市場の捉え方
  3-3.市場には本質的な特性がある
    ・ライフサイクル特性、参入起業特性、顧客特性、消費サイクルタイムなど
    ・市場特性から事業成功要因を分析する  
  3-4.顧客セグメント分析とターゲティング
    ・デモグラフィック(統計的切り口)では効果がない
    ・B2Cは価値観、B2Bは戦略など上位概念でセグメントするのが効果的
    ・市場サイズをどう割り出すか(フェルム推定など)
    ・ターゲティングとは期間利益を最大にするための最初の標的
  3-5.マクロトレンド分析と影響度の把握
    ・マクロトレンド分析はその影響を具体化しなれば意味は無い
    ・ビジネスへのインパクト分析の考え方と方法
    ・パラダイムチェンジを見抜くことが最も重要
    ・マクロトレンド分析で参考にすべきデータとは
  3-6.業界構造、エコシステムの分析
    ・エコシステム・ビジネスモデル戦略が重要な成功要因になった
    ・業界構造の把握の基本(ダウンフロー型、マーケットプレイス型)
    ・業界構造変化の本質(プロフィット、情報の流れ、モノの流れなど)
  3-7.市場、顧客、マクロトレンドの情報源とアクセス方法
    ・公開データ、非公開データ
    ・官公庁、マスコミ、業界誌、専門誌、シンクタンクレポート
    ・ホームページ、ネット、SNS情報
    ・社内保有情報
    ・インタビュー調査、アンケート調査、現場観察手法
    ・ビッグデータ解析

4.競合情報収集・分析
  4-1.競合分析のフレームワーク
    ・競合分析の前に自社を分析せよ
    ・永遠に競合から学ぶことが最強の戦略
  4-2.そもそも競合とは、競合の分類方法
    ・戦略グループ、産業内競合、代替品・サービス
    ・代替品・サービスは新たなエコシステム・ビジネスモデルから生まれる
  4-3.競合の何を分析するか?(過去、現在、将来)
    ・競合の過去、現在、将来から競合の方向性を分析する
    ・競合の分析と競争戦略の関係   
  4-4.競合の事業の分析
    ・BSCの4つの視点で競合の業績メカニズムを分析する
    ・マクロ環境から競合の将来の方向性を予想する
  4-5.競合の製品・サービス、顧客価値の分析
    ・製品・サービスの基本機能、付加機能
    ・製品の情緒、自己実現的要素
    ・価格分析
    ・顧客のコスト分析(直接コスト、間接コスト)
    ・顧客提供価値の分析
  4-6.競合の技術の分析
    ・技術の分類(要素技術、設計技術、生産技術、利用技術)
    ・製品から構成技術を分解する
    ・特許調査
    ・情報技術の分析
  4-7.競合のエコシステム・ビジネスモデルの分析
    ・エコシステム・ビジネスモデルとは
    ・エコシステム・ビジネスモデル分析の方法
  
5.調査力を上げる方法
  5-1.身近な情報源を徹底活用する
  5-2.常にビジネス戦略仮説を持ち、当たり外れを確認する
  5-3.社内外のネットワークをつくる
  5-4.現場感覚、肌感覚を鍛える(身体性や主観力)
  5-5.予測とシナリオ分析
  5-6.自ら情報発信し影響を周りに与え、最新のトレンドを生み出す側に回る
    ・異業種ワークショップなどの開催
    ・コンソーシアムの発足、運営などの場づくり
    ・キーパーソンとのネットワーク

【質疑応答・名刺交換】
 
スケジュール
10:30~11:50 講義
11:50~12:40 休憩
12:40~13:50 講義
13:50~14:00 休憩
14:00~15:10 講義
15:10~15:20 休憩
15:20~16:30 講義
キーワード
競合他社,ベンチマーキング,市場,調査,情報収集,分析,講座,セミナー,研修,講習
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