☆自社の強みを分析し、コア技術を見極めるために、現在保有している社内の技術をどう棚卸するのか！？
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１．はじめに
1-1 コア技術設定の難しさ
- クレハ・富士フイルムの例
1-2 コア技術は未来志向で設定する
- 既存の強い技術だけに拘泥すると：花王の例
- コア技術設定は未来志向で設定
1-3 コア技術設定上の重要な注意点
- 技術戦略策定そのもの
- 未来志向と広い価値創出の視点で設定するもの
- 機械的に設定できるものではない
２．コア技術の適用対象領域
2-1 既存技術領域の活用と強化
2-2 新市場への既存技術領域の展開と強化
2-3 既存技術（領域）への代替技術の反映
2-4 既存市場での価値づくりのための新技術領域の追加
2-5 新市場への展開のための新技術領域の追加
３．コア技術の重要な7つの意味
3-1 将来に向けての企業の大黒柱としてのコア技術
3-2 「範囲の経済性」実現手段としてのコア技術
3-3 事業戦略のドライバーとしてのコア技術
3-4 『価値づくり』実現手段としてのコア技術
3-5 オープンイノベーション推進に向けての発信情報としてのコア技術
3-6 全社で継続的強化・共有の対象としてのコア技術
3-7 トップマネジメントによる技術マネジメントのツールとしてのコア技術
４．コア技術設定の企業事例
4-1 コア技術設定の企業事例
- 3M/クレハ/富士フイルム
4-2 基盤技術とは（富士フイルムの例）
4-3 コア技術のその他の定義
５．コア技術の選定軸
5-1 コア技術の選定軸
5-2 コア技術の選定軸の背景：収益実現の3要素
5-3 「提供顧客価値の大きさ」について
5-4 「適用範囲の広さ」 について
5-5 「自社の独自性追求」軸：「技術成熟度」×「自社技術水準」
６．コア技術設定の全体プロセスと注意点
6-1 コア技術設定の全体プロセス
- ステップ1：技術棚卸の大分類の設定
- ステップ2：技術棚卸素案の設定
- ステップ3：各部門でのマクロ環境分析と技術棚卸素案の修正と評価
- ステップ4：各部門で追加・評価の統合と
全社視点でのマクロ環境分析の補強
- ステップ5：ステップ4に基づくコア技術の設定
6-2 注意点
- その1：自社保有技術を広く俯瞰する
- その2：コア技術は未来志向で設定する
- その3：長期的な全社の継続的成長の視点を持つ
７．ステップ1：技術棚卸の大分類の設定
7-1 技術の棚卸のための大分類の設定の目的
7-2 技術の棚卸の大分類の設定事例
- 大手機械メーカーA社
- 3M
- 電子部品メーカーB・C社
- エレクトロニクスメーカーD社例
7-3 「技術は機能で表現すべき」についての考え方
８．ステップ2：技術棚卸素案の設定
8-1 技術の棚卸設定のワークシート
8-2 ステップ2はあくまで叩き台
９．ステップ3：各部門でのマクロ環境分析と技術棚卸素案の追加・修正と評価
9-1 ステップ3を構成する3つのタスク
9-2 タスク1：マクロ環境分析
- 従来のマクロ環境分析の問題点
- 対応策
（1）市場ニーズを広く発想
（2）市場ニーズの背景のマクロ環境を広く抽出
（3）主要マクロ環境の創出する市場ニーズを抽出
（4）隣接可能性に基づき市場ニーズを更に拡大
9-3 タスク2：棚卸技術の追加・修正
- M（市場）→P（製品）→T（技術）で考える
9-4 タスク3：棚卸技術の評価・修正
- 評価項目A：提供顧客価値の大きさ
・顧客価値拡大の網羅的視点：VACESモデル
- 評価項目B：適用範囲の広さ
- 評価項目C：公式の技術戦略上の位置付
- 評価項目D：技術水準
・自社の技術水準を評価する視点
・注意点：自社の技術水準はあくまで参考
- 評価項目E：技術成熟度
・技術成熟度評価のガイドライン
10．ステップ4：各部門で追加・評価した技術の統合と
全社視点でのマクロ環境分析の補強
10-1 全社の評価が一覧できる表の作成
10-2 各部門が行ったマクロ環境分析の統合と全社視点での補強
11．ステップ5：ステップ4に基づくコア技術の設定
11-1 コア技術設定の2つのタスク
11-2 タスク1：グループ化によるコア技術候補の設定
- グループ化の視点
- 技術の重複についての考え方
- 機械的作業ではない
11-3 タスク2：コア技術候補の評価
- 「5. コア技術の選定軸」で評価・選定
11-4 ステップ5の実施体制
- 完全な戦略マター
12．コア技術を利用した製品アイデア発想法（参考）
- 対象コア技術を機能に展開する
- 技術機能展開法について
13．コア技術の強化法
13-1 コア技術強化のための発信・取込・活動・共有化モデル：BIRDSモデル
13-2 コア技術の情報発信＜発信＞
- 富士フイルム/3Mの例
13-3 オープンイノベーションの実現＜取込＞
- オリンパス/GEの例
13-4 積極的なコア技術利用製品・事業の展開＜活動＞
13-5 組織横断的共有・強化活動＜共有化＞
- 村田製作所/東レの例
14．最後に
【質疑応答】