★情報通信・バイオ・非破壊検査・セキュリティ・リモートセンシングなど・・各種応用事例と今後の可能性について解説!

テラヘルツ波の基礎・各種応用事例・今後の展望【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
テラヘルツ波【WEBセミナー】
セミナーNo.
211087
開催日時
2021年10月20日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名55,000円(税込)から
・1名44,000円(税込)に割引になります。
・2名申込の場合は計55,000円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。

定 価 :1名につき 55,000円(税込)
会員価格:1名につき 44,000円 2名の場合 55,000円、3名の場合 82,500円(税込)

 ※10名以上の同時申し込みの場合、1人当たり定価の30%価格にてご案内いたします。
  55,000円×30%=16,500円(税込)×10名以上~
  お気軽にお問い合わせください→info@rdsc.co.jp

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、→こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついては→こちらをご覧ください。

3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・光学や物理に関する基礎知識を有する技術者の方
必要な予備知識
・光学や物理に関する基礎知識
習得できる知識
・テラヘルツ波の基礎知識、基本的特性
・テラヘルツ波計測装置の原理、構造
・テラヘルツ波の各種応用事例(産業分野、バイオ分野など)
趣旨
 光波と電波の境界に位置し、両者の特性を併せ持つテラヘルツ波は、これまで利用されてきた電磁波と異なるユニークな特徴を多く有している。近年、様々なテラヘルツ装置が市販され、各種ユーザーの応用展開や企業の新事業展開への環境が整備されつつある。本講演では、テラヘルツ計測を、基礎と応用の両側面から取り上げ、その可能性について説明する。
プログラム

1.テラヘルツ波とは
 1-1. 波長と周波数
 1-2. 歴史
 1-3. 3つの技術的課題と解決への方策 
 1-4. 物質と相互作用
 1-5. テラヘルツ・テクノロジー
 1-6. テラヘルツ波で何が出来るのか?―4つの応用分野― 
 1-7. .非科学的テラヘルツグッズ 

2.テラヘルツ光源
 2-1. テラヘルツパルス波とCWテラヘルツ波 
 2-2. 非電動アンテナの原理と特徴
 2-3. 非線形光学結晶(光整流)の原理と特徴
 2-4. 周波数逓器の原理と特徴
 2-5. フォトミキシング(光混合)の原理と特徴
 2-6. 量子カスケードレーザーの原理と特徴
 
3.テラヘルツ検出技術
 3-1. 光伝導アンテナ検出の原理と特徴
 3-2. 自由空間電気光学サンプリング (電気光学結晶)の原理と特徴
 3-3. ゴーレイセルの原理と特徴
 3-4. 焦電型検出器の原理と特徴
 3-5. テラヘルツ・カメラの原理と特徴と計測例
 
4.テラヘルツ光学素子
 4-1. ミラー
 4-2. レンズ
 4-3. アッテネーター
 4-4 フィルター
 4-5. ビームスプリッター
 4-6. ファイバー
 4-7. 偏光子
 4-8. 時間遅延ステージ

5.テラヘルツ分光装置
  5-1. ポンプ・プローブ法の原理と特徴
  5-2. テラヘルツ時間領域分光法の原理と特徴
  5-3. テラヘルツ周波数領域分光法の原理と特徴
  5-4. 市販装置の特徴・比較

6.テラヘルツイメージング装置 ―各装置の特徴・メリット・デメリット―
  6-1. 点走査型イメージング
  6-2. リアルタイム2次元イメージング
  6-3. 透過イメージング
  6-4. 断層イメージング
  6-5. 分光イメージング
  6-6. 3次元イメージング

7.情報通信分野での応用事例と今後の可能性
  7-1. 光通信と無線通信
  7-2. 大容量無線通信(クラウドサーバー等、近接無線で瞬時に転送)
  7-3. 中距離無線通信(ビル間無線通信、遠隔医療、災害復旧、放送利用等)
  7-4. 近距離/近接無線通信(音楽、映画、アプリ等)
  7-5. 中距離無線通信における実際の装置概要

8.バイオメディカル分野での応用事例と今後の可能性
  8-1. 水と分子の水素結合相互作用(水とタンパク質の相互作用)
  8-2. 植物(葉脈の微量水分測定)
  8-3. ガン診断(ブドウ糖代謝の違いを利用する方法、ガン組織の分光イメージによる判別)
  8-4. 皮膚(角質層の水分量、皮膚ガンの透過イメージ)
  8-5. 歯牙(透過および断層イメージング)
  8-6. 髪の毛(乾燥過程の分光イメージ、含水量の推定)
  8-7. 医薬品(医薬錠剤の結晶フォノン振動)
  8-8. ビタミン,タンパク質, DNA(ラベルフリー診断、DNAおよびRNA塩基の分析)

9.非破壊検査分野での応用事例と今後の可能性
  9-1. 半導体(半導体パッケージの非破壊検査、基板のキャリア濃度分布
  9-2. スペースシャトル(外壁パネル、燃料タンク、錠薬のコーティング)
  9-3. ソフトマテリアル(ゴム、ポリマーの評価:重合化、吸湿、劣化など)
  9-4. 塗装膜(自動車、膜厚測定、膜厚ムラ計測、剥離、乾燥状態モニタリング)
  9-5. 食品(乾燥食品の検査、インスタントコーヒーの含水状態)
  9-6. 文化財(木工接着剤の乾燥・硬化状態)

10.セキュリティ分野での応用事例と今後の可能性
  10-1. 違法薬物(テラヘルツ指紋スペクトル、封筒中の違法薬物の非開封検査)
  10-2. ボディスキャナー(空港ゲート等にて、テロ対策として、凶器の確認・発見)
  10-3. 爆薬(テラヘルツ指紋スペクトル)

11.リモートセンシングでの応用事例と今後の可能性
  11-1. ガス分析
 (エアロゾル混在ガスのセンシング、災害現場での状況把握・レスキュー、テラヘルツガス分光の特徴)
  11-2. レーダー(車載レーダー、先行研究事例)
  11-3. 宇宙

12.まとめ
  12-1. テラヘルツ技術の今後と課題

キーワード
テラヘルツ波,テラヘルツ光源,計測装置,原理,構造,応用,オンライン,講習,研修,セミナー
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