現在データセンターにおいては、空冷、液冷、液侵の3種の冷却方式が使用されている。
それぞれの冷却方式の特徴と長所・短所を詳しく解説し、そこで使用されている放熱デバイス【ヒートシンク、ファン、TIM (Thermal Interface Material)、コールドプレート】についても特徴や使い方について説明をする予定です。
こちらは2026/3/19実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます。
1.放熱設計の現状と課題
1.1 電子機器の放熱設計は変わりつつある
1.2 対流主体から熱伝導主体へ
1.3 微小部品を測定する際の注意点
1.4 データセンタにおける各種冷却方法
2.熱抵抗が放熱経路を決める
2.1 実体験としての熱抵抗
2.2 放熱経路は内部の熱抵抗が決める
2.3 熱抵抗の直列と並列
3.熱移動を支配する基本法則
3.1 熱伝導
3.2 熱伝達
3.3 輻射
4.空冷の主役であるヒートシンクとファン
4.1 ヒートシンクの熱抵抗
4.2 包絡体積とフィンパラメータ
4.3 温度境界層との関係
4.4 最適なフィン厚とフィン高さ
4.5 ファンによる強制対流
5.熱拡散の主役であるTIM
5.1 TIMの役割
5.2 TIMにおけるフィラーの役割
5.3 現在入手可能なTIMとその特徴
5.4 TIMの熱的特性
5.5 TIMの機械的特性
5.6 TIMの高性能化
6.液冷の主役であるコールドプレート
6.1 コールドプレートの構造
6.2 コールドプレートの熱抵抗
6.3 継手と液漏れセンサー
7.放熱設計の実例