※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

研究企画が知っておかなければならないR&Dテーマ評価の基礎知識【LIVE配信】
 
~『木』(代表的評価法)と『森』(全体体系)を学ぶ~
 
※前日にR&Dテーマ創出セミナーを行います。2日間セットでお申込をいただくことも可能です。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
R&Dテーマ評価【WEBセミナー】
セミナーNo.
211169
開催日時
2021年11月25日(木) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名44,000円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
  お気軽にメールでご相談ください。info@rdsc.co.jp

会員登録とは? ⇒ よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにPDFデータをお送りいたします。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
研究開発企画および研究開発に実際に携わっている以下を含めた方々を対象とします。
 ・研究開発企画・技術企画部門に新たに配属になったので、テーマ評価の方法を学びたい管理者
 ・きちんとしたテーマ評価を行う仕組み構築の指示を受けた研究開発企画・技術企画部門の管理者
 ・自社の研究開発テーママネジメントの仕組みに危機意識を持つ経営幹部 など
趣旨
 企業の研究開発活動は、社内で「相当の経営資源を使いながら、期待された成果を出していない」と非難され、残念ながら現実にもそうであることは多いものです。この問題の根源的・共通的な原因に、テーマの評価・選択が適正に行われていないことがあります。多くの企業においてテーマの評価・選択は、担当する研究者の熱意の強さや評価する上司の属人的な思いや価値観で決められています。しかし、このような偏った視点に基づく評価は大変危険です。そこには正しい評価の仕組みが必要です。
 本セミナーにおいては、『木』(個別評価法)と『森』(全体評価体系)の両方学んでいただきます。最初に『木』の議論として、代表的な研究開発テーマの評価法について、いくつかの演習を含め、学んでいただきます。この中には、代表的な財務指標での評価法であるディスカウント・キャッシュフロー法の明確な分かり易い説明を含みます。後半では『森』の議論として、これらの研究開発テーマ評価方法を、ステージゲート・プロセスを中核のフレームワークとして、どう全体の研究開発テーマ 評価体系の中に組み込んでいくかを、それぞれの評価法の特徴とメリット・デメリットを踏まえた上で議論をしていきます。
 したがって、本セミナーは個別の評価法を学ぶだけではなく、今後皆様が企業に戻り全体の研究開発テーマの評価体系を考える上で大変役立つ知識を習得していただきます。
プログラム

1.研究開発テーマ・マネジメントを取り巻く環境
 1)21世紀の日本企業が置かれている現実
  -アジアの新興国企業の追撃(化粧品、航空機の事例)と彼らの戦略「日本に学び、日本を抜く」
  -アジアの新興国企業の脅威:「Low Hanging Fruit (低い所にぶら下がっているおいしい果実)」
  -アジアの新興国企業の更なる脅威:「High Hanging Fruitでも台頭」
  -革新的なテーマの創出・評価の必要性
 2)日本企業の研究開発マネジメントの現状
  -研究開発テーマを創出・評価する仕組みに目が向けられてこなかった
  -対象テーマは顧客、業界や競合が提示してくれた
  -革新的テーマ(High hanging fruit)について革新的テーマは不確実性高く、そもそも評価できないというあきらめ
  -そのため、熱意を過度に重視
  -「Garbage in, Garbage out.(どんなに研究開発者が強い熱意をもっていても、テーマが悪ければ悪い成果しか生まれない)」
 3)日本企業の研究開発テーマ・マネジメントに必要なこと
2.日本企業の研究開発テーマの適性の見極めのマネジメントの3つの代表的問題
 1)評価者の属人的な評価尺度(化学会社の例)
 2)研究者の熱意を過度に重視する(無線機器メーカー・食品メーカーの例)
 3)不確実性を軽視した評価(オフィス機器メーカーの例)
3.『木』の議論:様々な研究開発テーマ評価法:具体的内容、特徴、良い点・悪い点
<非財務法>
 1)直感法(スティーブ・ジョブズ、井深大、シャープの例)
 2)対話法(化学会社の例)
 3)スコア法
    a. BMO(Bruce Merrifield & Ohe)法
    b. リスク-リターン法
    c. STAR(Strategic Technology Assessment Review)法
    d. 演習1:スコア法演習(「AテーマーBテーマ、どちらのテーマを選ぶべきか?」)
<財務法>
 4)ディスカウント・キャッシュフロー法
    a. NPV(正味現在価値)法
    b. IRR(内部収益率)法
    c. 演習1~5(NPV・IRRの算定と意思決定)
  ディスカウント・キャッシュフロー法を使う上での注意点・前提
 5)回収期間法
 6)ECV(期待経済価値)法(演習6)
4.『森』の議論(1):良い研究開発テーマ評価システムの要件
 1)個別の研究開発テーマ評価法の限界:「一つの評価法では、正しい評価はできない!」
 2)研究開発テーマ評価の基本フレームワーク:不確実性・複雑性を所与とした評価システム
 3)良い研究開発テーマ評価システムの要件
    a. 不確実性・複雑性に対処しながらも分かり易い評価体系
    b. 評価者・担当者の間で納得感・信頼感がある
    c. 事業・製品で成功するための重要なポイントをきっちりおさえている
    d. 革新的なテーマを正しく判断し意思決定ができる:多数決は機能しない
5.『森』の議論(2):全体評価体系としてのステージゲート・プロセス
 1) ステージゲート・プロセスとは?
  -良い研究開発テーマ評価システムの要件に対処したプロセス
  -ステージゲート・プロセスは方法論ではない!ステージゲート法という命名は誤り!
  -皆さんの会社のプロセスを含め、全てのプロセスは、そもそもゲートとステージのあるプロセスになっている!
 2) ステージゲート・プロセスの11の工夫
 3) ゲートでの評価体系・評価項目例
 4) ゲートでの正しい意思決定法
6.最後に
【質疑応答】

キーワード
研究開発,R&D,テーマ,評価,ステージゲート,不確実性,収益,研修,講座,セミナー
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