製造業の「iPhoneモーメント」到来!
50兆ドル市場「フィジカルAI」の覇権を握るOpenUSD戦略とSim2Real実装の極意!

製造業エンジニアのためのNVIDIAフィジカルAI戦略とSim2Real実装【LIVE配信】
~OpenUSDによるデジタルサプライチェーン参入とJetsonエッジ展開の最前線~

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:4/15~4/29(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

セミナー概要
略称
フィジカルAI【WEBセミナー】
セミナーNo.
260446
開催日時
2026年04月14日(火) 13:00~17:00
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
講師
インフラコモンズ代表/リサーチャー/AI×経営ストラテジスト 今泉 大輔 氏
【活動】
ITmediaオルタナティブブログ内:経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔 を20年以上にわたって書き継いできた。月間2万PVの専門ブログに成長
【略歴】
青森県弘前市出身。早稲田大学教育学部英語英文科中退。
2003年~2010年、米シスコシステムズ ビジネスコンサルティング部門リサーチャーとして勤務。
 - 金融、流通、電力、自動車業界の経営層に向け、経営戦略レポートを多数作成。
2010年前後、サイバーエージェントから資金調達を受け、現在のスポットコンサルティングの原型となるサービスを立ち上げ。
2011~2017年、再生可能エネルギー・インフラビジネスに従事。
 - 太陽光・木質バイオマス・石炭火力の国内案件形成、アフリカ(タンザニア)天然ガス事業のアレンジメントを担当。空港民営化や都市交通インフラの海外事例リサーチも実施。
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,200円 (本体価格:42,000円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
 ★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
 ★3名以上同時申込は1名につき24,750円(税込)です。
会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付き【PDFを配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業のR&D、生産技術、設計開発エンジニア、DX推進担当者。 特に、NVIDIA JetsonシリーズなどのエッジAIデバイスに関心を持つ層や、工場のデジタルツイン化を推進する実務家に対し、単なる技術解説を超えた「産業構造の転換」を示唆することを目的としている。
・前提知識: 基礎的な3D CADの知識、AI/ロボティクスへの関心
・ゴール: フィジカルAIの全体像を理解し、自社製品のSimReady化やIsaac Sim導入の具体的なステップを描けるようになること。
習得できる知識
・NVIDIAが提唱する「フィジカルAI」の定義と、従来のFA(自動化)との決定的な違い
・ロボット開発の「三体問題」を解決するNVIDIAの
 「3つのコンピュータ(DGX, OVX, Jetson)」戦略の全貌
・製造業のサプライチェーンに求められる新標準「OpenUSD」と
 「SimReady(シミュレーション対応)」アセットの作成要件
・生成AI技術(LLM/VLAモデル)をロボット制御に応用する
 「Project GR00T」と世界モデル「NVIDIA Cosmos」の基礎
・仮想空間(Isaac Sim)で学習したAIを現実のロボット(Jetson)へ
 実装する「Sim2Real」の具体的ワークフロー
・ファナック、安川電機、トヨタ自動車など、先行する
 日本企業の活用事例と戦略的示唆
趣旨
 NVIDIAのCEOジェンスン・フアンは、ロボティクスと自律動作マシンにより、50兆ドル(約7500兆円)規模の実体経済が出現すると宣言。テキスト、画像、音声といったスクリーンの中のデジタル情報を処理する生成AIから、AIが物理世界を理解し、推論し、相互作用するフィジカルAIの時代が来る。これは情報処理から物理操作へのパラダイムシフトであり、製造業こそがその主戦場である。
日本の製造業にこの変化は「iPhoneモーメント」に匹敵する衝撃をもたらす。従来の「ハードウェアを納品して終わり」というビジネスモデルは崩壊し、デジタルツイン上でのシミュレーションに対応した「SimReady(シミュレーション対応)」なデジタルアセットを提供できるかどうかがサプライチェーンへの参加資格となる。
本セミナーでは、NVIDIAが推進する「3つのコンピューティング・プラットフォーム」戦略、産業用メタバースの標準言語「OpenUSD」、そしてロボット知能の源泉となる「Isaac Sim」と「GR00T」について、技術的詳細とビジネス的含意を解説する。特に、最新のAIエッジコンピュータ「Jetson Thor」とクラウド側の「Omniverse(デジタルツイン環境)」の連携に焦点を当て、Sim2Real(シミュレーションから現実へ)の実装プロセスを解説する。また今後の学習に必要な資料等へのリンク集も配布。
プログラム

1.フィジカルAIとNVIDIAの産業戦略:50兆ドル市場への招待  
  1-1 「フィジカルAI」とは何か?CES2025で語られたジェンセン・フアンの定義  
  1-2 Jetson Thorが拓くフィジカルAIの時代──オンボード推論とリアルタイム制御  
  1-3 ロボット開発の三体問題を解く「3つのコンピュータ」戦略(DGX, OVX, Jetson)
  1-4 日本企業にとっての危機と勝機:「2024年問題」を解決する唯一の手段
2.サプライチェーンの参加資格「OpenUSD」と「SimReady」  
  2-1 産業用メタバースの標準言語「OpenUSD」の技術的本質
    (非破壊編集・コンポジション)  
  2-2 「SimReady」アセットとは何か:形状データに加え、物理・意味情報を実装する  
  2-3 【実務解説】CADデータからSimReady USDへの変換ワークフローと最適化  
  2-4 理経「JAPAN USD Factory」に見る、日本仕様アセットの重要性とビジネスチャンス
3.ロボット知能の鍛錬場:Isaac Simと生成AI基盤モデル  
  3-1 Isaac Simによる合成データ生成(SDG):現実にはない「エッジケース」を創る
  3-2 世界モデル「NVIDIA Cosmos」の衝撃:動画から物理法則を理解するAI  
  3-3 ヒト型ロボット(ヒューマノイド)基盤
    「Project GR00T」:自然言語と模倣学習でロボットを教育する  
  3-4 強化学習フレームワーク「Isaac Lab」によるロボットスキルの習得プロセス
4.Sim2Realの実現:エッジAI「Jetson」への実装と事例  
  4-1 最新AIエッジコンピュータ「Jetson Thor」で可能になる自然言語による指示
    (オープンソースLLM組み込み)、
    センサーフュージョンのリアルタイム処理、フィジカルAIの自律的な作業
  4-2 シミュレーションで鍛えた脳を実機に移植するSim2Realのラストワンマイル  
  4-3 マイクロサービス「NVIDIA NIM」によるロボット機能のコンテナ化とデプロイ
5.先進事例分析と日本企業への提言  
  5-1 【事例】トヨタ自動車:鍛造ラインのデジタルツイン化と技能伝承  
  5-2 【事例】ファナック:ROS 2対応とオープン化によるプラットフォーム戦略  
  5-3 【事例】安川電機・ソフトバンク:自律型ロボットによる空間知能化  
  5-4 まとめ:日本のエンジニアが「フィジカルAI」時代に持つべき視点

キーワード
AI,ロボティクス,エージェント,エッジ,人工知能,,オンライン,WEBセミナー
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