電気自動車の不都合な真実と、カーボンニュートラルの自動車用パワートレインとは?

自動車用パワートレーンの電動化と脱炭素化に向けた最新技術動向【LIVE配信】

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー修了後、参加者限定で2週間のアーカイブ配信を予定しております。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
自動車用パワートレーン【WEBセミナー】
セミナーNo.
220656
開催日時
2022年06月17日(金) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
 ・3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
■会員登録とは?⇒よくある質問
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
資料付【PDFを配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントを
  ダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたに
  ついてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始
  10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加
  ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講座の内容
受講対象・レベル
エンジンはどうして動くかなどのパワートレインの一般的な知識は必要ですが、それ以上に将来のパワートレインはどうなるのかと言う好奇心が重要です。以下のような方のお役に立てると思います。
・パワートレインの技術動向、自動車のCO2排出量の規制動向とその意味を知りたい
・パワートレインのCO2排出量の求め方、EVはどのくらい地球に優しいのか知りたい
・EV、FCV、HEV(エンジン)などのCO2排出量削減効果と将来に向けての可能性を知りたい
・エンジンの熱効率を極限まで高める方法とそれを実現するエンジンの姿を知りたい
習得できる知識
・90年代からのパワートレイン技術の動向と、技術競争の歴史
・「電気の不思議」とパワートレインのCO2排出量をLCAで正しく(実際に近い)評価する方法
・各種パワートレインのCO2排出量のLCA評価とカーボンニュートラルを実現する方法
・大きなCO2排出量削減のポテンシャルを持つ次世代エンジンの考え方とその姿
趣旨
自動車からのCO2排出量をゼロ(カーボ-ンニュートラル) にすることが求められ、世界中で電気自動車(EV)の普及が政策的に進められている。特に欧州ではEVのCO2排出量をゼロカウントしてCO2排出規制上EVを導入せざるを得ない状況が作られている。さらに、多くの補助金でEVの販売が促進され、昨年からテスラ3,VWのiD.3ほかのEV販売台数が急速に増加している。ここでは90年代からこれまでのパワートレインの技術競争から、今日のEV一辺倒のCO2排出量削減政策に至る道と、これからカーボンニュートラルを実現するために必要な技術とその特徴を解説する。さらに各種パワートレインのCO2排出量をLCA(Life Cycle Analysis)で評価した上で、将来のパワートレインの進むべき道の提示を試みる。
プログラム

1.走りと燃費へのこだわり(自己紹介)
  1.1 エンジンのない将来の自動車の実現を目指して東洋工業(現マツダ)に入社
  1.2 電動車両を担当後エンジン設計部門に異動、走りの理想は電気自動車(EV)
  1.3 ミラーサイクルエンジンを開発、2001年に独立して技術コンサルタント
  1.4 モーターファンイラストレイテッド誌「博士のエンジン手帖」を連載、単行本を出版
2.日本が勝利した日欧のパワートレイン技術戦争
  2.1 90~2000年代の日本と欧州のパワートレイン技術競争
  2.2 VWのディーゼルゲート事件とディーゼルエンジンの失速
  2.3 ハイブリッドとエンジン技術で優位に立つ日本メーカ
  2.4 欧州メーカのEV本格導入とエンジン車の締め出しの動き
3.魅力的な走りのEVとシリーズハイブリッドの登場
  3.1 2000年代後半のEVは環境に優しいことを売り物にした小型車
  3.2 テスラはスポーツカーと高級車から、普及モデルのモデル3で躍進
  3.3 EVの快適な走りを売りに、続々と高級車、SUV、スポーツカーの市場導入
  3.4 VWのiD.3ほかの大量生産EVも導入され、本格的なEVの普及
  3.5 EVの快適な走りを実現するシリーズHEVのe-POWER
4.電気の不思議とEVのCO2排出量の不都合な真実
  4.1 EVのCO2排出量の評価の実際
  4.2 EVの充電電力と色のつかない「電気の不思議」
  4.3 電源平均とマージナル電源の二つのCO2排出量係数
  4.4 EVのCO2排出量とEVの充電を止めた場合のCO2排出量削減効果
  4.5 EVの普及とHEVの普及によるCO2排出量の削減効果のLCA評価
5.自動車のカーボンニュートラル走行実現に向けて
  5.1 EV(電気)、FCV(水素)、HEV(液体燃料)のもとになる1次エネルギー
  5.2 不安定な再エネ発電の普及と余剰電力の利用
  5.3 水素の製造と大気からのCO2の回収
  5.4 カーボンニュートラルの水素の利用と合成燃料(e-Fuel)
  5.5 2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて2030年に必要なこと
6.対向ピストンエンジンの研究(趣味の領域)
  6.1 快適な走りと環境性能を両立するシリーズHEV
  6.2 シリーズHEV専用の熱効率が高く静かで振動がないエンジン
  6.3 2ストローク対向ピストンエンジンの歴史と特徴
  6.4 2ストローク対向ピストンガソリンエンジンの開発

キーワード
パワートレイン,電動化,自動車,トレンド,市場,WEBセミナー,オンライン
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