★アロイ材料の物性制御を行うために必須となる理論的な背景について、具体例を挙げながら解説!

ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ【LIVE配信】

【アーカイブ配信:10/21~10/31(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

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セミナー概要
略称
ポリマーアロイ【WEBセミナー】
セミナーNo.
221084
開催日時
2022年10月19日(水) 10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ・1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
会員登録とは? ⇒ よくある質問

ライブ配信とアーカイブ配信(配信期間:10/21~10/31)両方の視聴を希望される場合は、会員価格で1名につき55,000円(税込)、2名同時申込で66,000円(税込)になります。お申し込みフォームのコメント欄に「ライブとアーカイブ両方視聴」とご記入下さい。
定員
30名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
備考
・本セミナーは「Zoom」を使ったLIVE配信セミナーです。【アーカイブ配信:10/21~10/31(何度でも受講可能)】の視聴を希望される方は、こちらからお申し込み下さい。

・セミナー資料は事前にPDFで配布します。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。


【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

1.Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。

2.セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧下さい。セミナー開始直前のトラブルについては対応いたしかねますのでご了承下さい。

3.開催日の数日前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
講座の内容
趣旨
 高分子材料をアロイ化する目的は、物性の制御にある。本講演では、相溶性(misciblility)や混和性(compatibility)の基礎から、モルフォロジー制御の方法論、モルフォロジーと物性の関係等、アロイ材料の物性制御を行うために必須となる理論的な背景について、具体例を挙げながら解説する。
 
プログラム

1.ポリマーアロイの基礎
 1-1.序論
   ・ポリマーアロイの定義と分類
   ・相溶性と相容性
   ・ポリマーアロイの歴史
 1-2.相溶―相分離の熱力学
   ・Flory-Huggins理論
   ・混合自由エネルギーと相図の関係は?
   ・準安定と不安定領域
 1-3.相互作用パラメーターと溶解度パラメーターの関係は?
 1-4.Flory-Huggins理論の限界
 1-5.様々なポリマーブレンド系の相挙動
 1-6.相溶化のために
 1-7.溶解度パラメーターの求め方
 1-8.相互作用パラメーターの求め方
 1-9.ランダム共重合体の相溶性

2.ポリマーアロイの構造
 2-1.ポリマーアロイの構造形成と制御
   ・相分離の動力学
   ・変調構造
   ・スピノーダル分解の応用
 2-2.ポリマーブレンドの界面
   ・界面厚と界面張力
   ・種々の高分子対の界面張力
 2-3.流動場による構造制御
   ・流動場によるドロップレットの微分散化
   ・流動誘起相溶化
   ・流動誘起相分離
 2-4.三相共存系の構造制御
   ・ぬれと拡張係数
 2-5.2元ブロック共重合体のミクロ相分離構造
 2-6.小角X線散乱によるミクロ相分離構造解析
 2-7.相容化剤(compatiblizer) 
   ・相容化剤の種類と分類
   ・相容化剤の添加効果
 2-8.リアクティブブレンディング
   ・利用される種々の化学反応
   ・相容化機構
   ・耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)の構造とその製法
   ・リアクティブブレンディングによる高度なモルフォロジー制御

3.ポリマーアロイの物性
 3-1.相溶系の物性
   ・ガラス転移温度
   ・弾性率(レオロジー)
 3-2.相分離系の物性
   ・力学モデルによる簡単な理解
   ・力学モデルとモルフォロジーの関係
 3-3.相界面が物性に及ぼす影響
   ・相容化剤であるブロック共重合体の構造
   ・破壊靱性値
 3-4.相構造と耐衝撃性
   ・固体高分子の変形:クレーズとせん断降伏
   ・ゴム分散系のクレーズ変形
   ・ゴム分散系のせん断降伏
   ・フィラー分散系の耐衝撃性

4.終りに

キーワード
ポリマー、アロイ、相溶性、相分離、高分子、物性、構造、制御、開発
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