2023年07月31日(月)
10:30~16:30
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55,000円
(本体価格:50,000円)
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無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
コーティング関係の原料メーカー技術担当者、塗料メーカーの品質管理・塗料設計・研究開発担当者、塗装・コーティング分野の製造担当者・工程管理者(初心者から中堅技術者)など。あるいは、コーティング技術と技能を深めたい方、コーティング被膜の付着性能、並びに物理的強度を見極めたい方。
コーティング材料(塗料)は流動状態で被塗物を覆い、付着、固化します。液体が固体になる塗膜形成過程では相変化(体積収縮)を伴うため、収縮力を発生します。単位断面積あたりの収縮力を収縮応力、あるいは内部応力と呼びますが、内部応力が大きい場合には、塗膜の割れを引き起こしたり、はがれを生じさせます。 本講座では、“塗膜強度を見る目”に焦点を絞り、次に示す要因を取り上げます。
1.粘弾性をベースにして塗膜強度を考え、目的に応じて何を測定したら有効かを解説
2.付着性に及ぼす塗膜強度の影響-はく離力の種類と塗膜強度
3.付着性を阻害する内部応力の測定手法と解析
4.塗膜の割れ・はがれに関する欠陥事例の解析と欠陥対策
5.塗膜強度を向上させる方策
(1) 膜厚方向での物性傾斜の設計と作り方
(2) 顔料粒子/ポリマー間の相互作用を高める手法
本講座を受講することにより、塗膜強度に対する見方と、欠陥現象を解決する能力を高めてください。
第1章 粘弾性の基礎
1.1 液体の粘弾性を観察しよう
1.2 固体の粘弾性を観察しよう
1.3 動的粘弾性測定で定義される用語の意味と物性値
1.4 固体(塗膜)のがんばり時間と作用時間
1.5 塗膜強度に及ぼす速度、温度の影響
1.6 温度変化を速度に換算する法則(WLF式)とその適用
1.7 塗膜強度の支配要因
第2章 付着性の見方・考え方
2.1 塗料の必要条件-塗れる・くっつく・固まる
2.2 くっつく力の発生
2.3 付着性理論
2.4 付着強さの評価・試験法
2.5 付着性に及ぼす要因とその影響
第3章 内部応力の話
3.1 身の周りの湾曲現象が意味すること
3.2 内部応力の測定法
3.3 内部応力に及ぼす要因とその影響
3.4 内部応力を低下させる塗料設計
第4章 付着塗膜の強度を向上させる話
4.1 塗膜の粘弾性のどこに注目したら良いか-Tgとエネルギー吸収能力
4.2 塗り重ねによる膜厚方向への物性傾斜の設計と作り方
4.3 リニアモーターカ-用路面にはどんな強度が必要か(塗料設計と試験評価法)
第5章 塗膜の割れ・はがれに関する欠陥事例の解析と欠陥対策
5.1 粉体で塗装された鋼管内面塗膜のはく離と対策
5.2 塗装系の経験則と割れ対策
5.3 ヘルメット用塗料の設計
5.4 水が関与する付着性の劣化対策
【質疑応答】
第1章 10:30-12:00
昼食休憩60分
第2章 13:00-13:40
第3章 13:40-14:30
休憩10分
第4章 14:40-15:20
第5章 15:20-16:20
質疑10分
塗料,樹脂,塗装,ガラス転移温度,付着性,試験,評価,収縮,内部応力,強度,剥がれ,割れ