1.シランカップリング剤の反応
1-1.加水分解反応
1-2.縮合反応のコントロールが最重要
1-3.無機表面との反応と表面性質の影響
1-4.化学吸着率を向上させるためには?
1-5.TGカーブやパルスNMRから反応性がわかる
2.シランカップリング剤による処理層と界面をいかに知るか?
2-1.さまざまなキャラクタリゼーション手法
2-2.ヘアー構造,ネットワーク構造をつくる
2-3.パルスNMRによる処理層のキャラクタリゼーション
3.シランカップリング剤と複合材料
3-1.界面はいかに強化されるか?
3-2.SP値で考える界面
3-3.パルスNMRによる界面のキャラクタリゼーション
3-4.インテグラルブレンド法の効果
3-5.インテグラルブレンド法による系の反応性の分析
4.最新のトピックス
4-1.エポキシ樹脂の吸水率低減,強度向上へのシランカップリング剤の意外な効果
4-2.シランカップリング剤オリゴマーの活用
4-3.文化財修復へのシランカップリング剤の応用
4-4.分子構造の制御によるシランカップリング剤の高機能化