1 顧客は何を購入しているのか
1-1 サブスクリプション、シェアリングエコノミーで顧客が購入しているのは何か?
1-2 売れる商品が変化している「なりたい自分になれるもの」「自分の好きな空間」
1-3 予測技術が進みライフステージを意識する消費が成長している
1-4 顧客の価値観変化についていけていない既存業界
1-5 AI、IoTなど、サイバー空間が普及し刻々と変化する商品の形態とその開発方法
1-6 個人の主観で考えたものが顧客の欲しいものになることが多い
1-7 顧客は何を購入しているのか
1-7-1 ユーザーエクスペリエンス“顧客経験価値”とは
1-7-2 経験価値の入り口はSense(感じる)とFeel(思う)、そしてThink(考える)、Act(行動する)、Relate(繋がる)へ
1-7-3「商品を開発する」から「顧客と共創する」へ
2 コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
2-1 まず「商品」の定義を変えろ
2-2 コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
2-2-1 「顧客経験価値」とは顧客の個人の価値観や感情、感性に働きかける
2-2-2 「顧客経験価値」ワンウェイではなく双方向コミュニケーションである
2-2-3 シュミットの経験価値モジュールとは
2-2-4 売手の視点の「顧客提供価値」「商品価値」と顧客個人視点の「顧客経験価値」
2-3 「顧客経験価値」の詳細構造と仕組みを理解する
2-3-1 事業活動と顧客経験価値の生成・変化
2-3-2 そもそも顧客価値とは何か?
2-3-3 顧客経験価値と直接的商品価値に分ける
2-3-4 時間的視点でみた顧客経験価値
2-3-5 優れた顧客経験価値とは「夢にあふれた顧客の経験ストーリー」である
2-4 インパクトある顧客経験価値とは
2-4-1 新しい独自の意味を与えてくれるもの
2-4-2 従来のやり方、発想を破壊するもの
2-4-3 物語としての面白さ、独自性があるもの
2-4-4 人や社会、地球環境視点での普遍性
3 顧客経験価値のための商品開発の7つのコンセプト
3-1 これまでの商品開発と顧客経験価値のための商品開発の違い
3-1-1 コンセプト1:商品の開発ではなく意味の開発を目指す
3-1-2 コンセプト2:新しい意味を作り出せそうな異業種でプロジェクトを組む
3-1-3 コンセプト3:調査分析からではなく、個人の主観からスタートさせる
3-1-4 コンセプト4:世の中の変化の本質をつかむ
3-1-5 コンセプト5:計画よりも身近なことで実証を繰り返す
3-1-6 コンセプト6:アイデアで終わらずにコンセプト化する
3-1-7 コンセプト7:ストーリーとしての面白さを妥協しない
4 顧客経験価値のための商品開発の全体設計と準備、事業企画開発フェーズ
4-1 顧客経験価値のための商品開発の全体像とフェーズ
4-2 準備フェーズ
4-2-1 商品企画開発プロジェクトの背景、目的、目標・成果の設定
4-2-2 商品企画開発プロジェクトの組織体制づくり
4-2-3 プロジェクトの実施スケジュールと予算
4-3 事業企画開発仮説フェーズ
4-3-1 事業企画開発仮説とは何か
4-3-2 事業企画開発仮説の4つの視点の具体的な内容と発想
4-3-2-1 コアコンピタンスの視点での仮説
4-3-2-2 市場イノベーションの視点での仮説
4-3-2-3 顧客経験価値仮説の視点での仮説
4-3-2-4 商品企画仮説の視点での仮説
4-3-3 効果的な事業企画開発仮説のための3つの方法
5 商品企画開発仮説フェーズ
5-1 機能とコスト中心の商品企画開発から脱却するために
5-2 顧客経験価値を企画するための6つの手法
5-3 デザインシンキング
5-4 タウンウォッチング
5-5 現場観察(エクスペリアンス調査)
5-6 異業種アイデアソン
5-7 ペルソナデザイン
5-8 カスタマーエクスペリエンスマップ
5-9 顧客経験価値の分析と仮説まとめ
5-10 商品アイデア発想
6 仮説検証フェーズ
6-1 2つの仮説検証方法
6-2 マーケティングリサーチ
6-2-1 新たなマーケティングリサーチの目的とは
6-2-2 マクロトレンド
6-2-3 エコシステム(業界構造)分析
6-2-4 有望市場分析
6-2-5 有望市場とターゲット市場の関係
6-2-6 ターゲット市場分析
6-2-7 ターゲット市場での競合分析
6-3 PoC(実証実験:Proof of Concept)
6-3-1 PoC(Proof of Concept)の計画
6-3-2 顧客経験価値重視の商品企画開発におけるPoCの位置づけ
6-3-3 PoCの企画方法
6-3-4 PoCの実施
6-3-5 PoC結果分析
7 事業戦略構想書作成フェーズ
7-1 事業戦略構想とは
7-2 事業のパーパス、ビジョン
7-3 顧客経験価値、商品企画仮説、ビジネスモデル仮説
7-4 仮説検証:マーケティングリサーチと実証実験(PoC)結果
7-5 SWOT分析と事業成功の要因
7-6 ターゲット顧客と顧客経験価値戦略
7-7 エコシステム・ビジネスモデル戦略
7-8 顧客経験価値開発のためのマーケティング戦略
7-9 商品開発計画
7-10 マーケティング開発計画
7-11 技術開発計画
7-12 事業開発ロードマップ
7-13 事業計画とリスク分析、対応
7-14 当面のアクションプラン
7-15 実行組織体制
8 イノベーティブな商品企画開発実践するためのトレーニング
8-1 個人の能力をアップさせる
8-1-1 顧客経験価値を創造できる人=クリエターエコノミーの時代
8-1-2 顧客経験価値=「意味」を創り出すこととは
8-1-3 自分の生き方、価値観を明確に持ち、人からも学ぶ
8-1-4 Sense(知覚)、Feel(感情)、デザイン力を鍛える
8-1-5 社外ネットワークを積極的につくり、活用する
8-1-6 社会課題を考え、実際に行動する
8-1-7 ヒット商品、競合企業、製品のベンチマーキングを行う
8-1-8 プロセスを重視する
8-1-9 システムシンキング力を鍛える
8-1-10 小さく始める、スタートアップを経験する
8-1-11 「失敗」という概念をなくする
8-2 組織能力をアップさせる
8-2-1 商品開発の基本ツールを整備し、実践で使えるようにする
8-2-2 トレーニングも兼ねた実践商品開発研修を定期的に実践する
8-2-3 誰もが挑戦できる自由な商品企画開発の場を設定する
8-2-4 仕事の中で商品企画開発のために自由に使える時間を確保する(10%から15%)
【質疑応答】