★近年の脱炭素における関心の高まりの背景や国際的動向、意義、基礎知識から、実効性のある脱炭素戦略の具体的な算定方法まで幅広く解説!
■第1部■ (120分)
温室効果ガス排出量算定方法の基礎知識-排出量の削減とは?-
九州大学 グローバルイノベーションセンター
准教授 早渕 百合子氏
1.はじめに
1-1. 自己紹介
2.気候変動における国際枠組み-今さら聞けないパリ協定とは?-
2-1. 国連気候変動枠組条約
2-2. 京都議定書
2-3. パリ協定、それから...
2-4. SBTとは
3.温室効果ガス排出・吸収量の算定方法論-CO2はどこから出ている?-
3-1. 算定対象分野
3-2. 活動量とは
3-3. 排出係数とは
3-4. GWPとは
3-5. IPCCガイドライン
4.排出量審査-何をもって削減なのか?-
4-1. 議定書基準年と約束期間
4-2. 排出量審査で規定される項目
4-3. 削減達成可否とクレジット
5.排出量の算定範囲-国家単位か?企業単位か?-
5-1. 生産ベースと消費ベース
5-2. SCOPE2を理解するための直接排出量と間接排出量
5-3. 製品LCAとサプライチェーンとの違い
6.まとめ
6-1. 排出量を削減するために
6-2. カーボンニュートラルとは
■休憩■(20分間)
■第2部■(90分)
CO2排出量 (スコープ1,2,3)算定方法セミナー
Believe Technology株式会社
代表取締役社長 渡邊 信太郎氏
Ⅰ.スコープ1.2.3の算定方法について(70分)
1.事前知識について
・GHGプロトコルについて
・具体的な算定の手順について
・排出原単位DBの種類とその特徴について
2.スコープ1.2算定対象範囲と計算方法
・スコープ1(自社の直接排出)とは
・スコープ1の算定対象範囲と算定方法
・スコープ2(電気、熱の使用に伴う間接排出)とは
・スコープ2の算定対象範囲と算定方法
3.スコープ3算定対象範囲と計算方法
・スコープ3(スコープ1、2以外の間接排出)とは
・カテゴリ1(購入した製品・サービス)について
・カテゴリ4&9(輸送配送【上流・下流】)について
・カテゴリ5&12(自社由来・販売した製品の廃棄物)について
・カテゴリ11(販売した製品の使用)について
・カテゴリ2(資本財)について
・カテゴリ3(燃料及びエネルギー活動【上流】)について
・カテゴリ6&7(出張・雇用者の通勤)について
・カテゴリ10(販売した製品の加工)
・カテゴリ8&13(リース資産【上流・下流】)について
・カテゴリ14&15(フランチャイズ・投資)について
II.質疑応答 (20分)